SUMA GAKUEN
学校法人
須磨学園

教職員紹介

国語科部長
S2(高1)学年部長

 小学生や中学生のあなたたちの予想とは異なり、勉強は一生続きます。大学生や社会人になっても、勉強は続きます。
 かつて私には貧乏生活を送りながら研究業界に片足を突っ込んでいた時期があるのですが、やはり毎日が勉強でした。勉強には当然のごとく苦しみがつきまといますが、それでもなぜ多くの知性が勉強に熱中するのかというと、そのプロセスの中に、「なぜ?」という疑問と格闘した末に得られる「分かった!」という純粋な感動があるからでしょう。
 私がこれまで出会ってきた本当の意味で優れた人間には、単に役に立つからという理由だけで勉強する人は誰一人としておりませんでした。どの方も苦しい苦しいとはおっしゃりながらも、どこかで勉強に楽しみを見出していらっしゃるようでした。勉強を楽しいと思える感性が鈍ってしまうと、勉強はただ受験に合格するためだけのテクニックとなってしまいますし、そのような考え方を持ち続けてしまうと、日の光を失った花が自然としおれてしまうように、あなたたちの可能性は知らず知らずのうちに閉ざされてしまいます。
 須磨学園に入学するあなたたちの一人でも多くが、この勉強が受験でいったい何の役に立つのかという目先の損得よりも、苦しみながらも学ぶ過程が楽しいと感じることのできる人でいてもらいたいと切に願っています。感動こそが、学問の源泉なのですから。