SUMA GAKUEN
学校法人
須磨学園

教職員紹介

理科副部長(生物)

生物では多様性と共通性の観点で物事を見ていきます。

現在、地球上では約190万種の生き物に名前が付けられ区別されており、実際には約数千万種はいるであろうと予測されています。これらの多種多様な生き物は、現代の環境に適応した結果、今も生き残ることができています。同じ環境への適応のしかたといってもその戦略はさまざまあったりします。ただ、そんな多様な生き物たちもすべてが違うわけではなくて共通する特徴もあり、同じ生き物というグループの中にいることを感じさせられます。何かを比較するときには、この多様性と共通性の視点はどちらかだけ持てばいいというものではありません。「何が違って、何が同じなのか。もしくは、似ているのか。」この2つの視点を持つことによってより深い理解となります。

ヒトも同じです。ヒトの中にも、性格にも考え方や信念にも多様性があります。ただ、同じヒトであることには変わりません。多様性も共通性も理解しあったなかまとともに一緒に成功を目指しましょう。