J1研修旅行　行って、見て、聞いて感じる平和学習

10月22日(日)～25日（水）の4日間、J1（中1）学年は初めて県外での研修旅行へ。行先は、九州。被爆地・長崎をはじめ、佐賀、福岡などで平和、歴史を学びます。

初日、早朝の新神戸駅には続々と生徒が集まります。出発式では代表生徒から今回の研修旅行の決意が述べられ、理事長、中学教頭の見送りのもと、いざ初日の目的地・長崎へ。

行きの新幹線の車中は自由時間。早朝の集合、出発にもかかわらず、みな元気です。上級生の研修旅行では見慣れた光景ですが、勉強をしている生徒の姿もありました。

最初の訪問地は長崎・爆心地公園。原爆が投下されたまさにその場所で、平和への誓いを代表生徒が読み上げました。

この日までに生徒全員で平和を願って１折ずつ折った千羽鶴を納めました。

長崎には、原爆遺構や記念碑が多く存在します。班に分かれ、碑を巡ります。

原爆資料館では、実際に被ばくした方のお話をうかがい、原爆の悲惨さを改めて知り、平和の尊さをかみしめました。夜は部屋で平和講話の感想を各自まとめました。

2日目も引き続き、平和学習の続きです。立山防空壕を訪問。戦時中の様子が生々しく残るこの場所はかつて県の防空本部だった場所です。

この研修旅行では、平和学習だけでなく、古代、近世と日本の歴史についても学びます。まず長崎歴史文化博物館へ。南蛮貿易など海外との交流の歴史を見学。

かつての出島を再現した資料館で当時の輸出入品の展示やオランダ商館の生活の様子などを見学。当時の街並みも再現されており、タイムスリップ!?

キリスト教文化をはじめ、異国の情緒が残る長崎。明治期の洋館を移築し復元したグラバー園では班別で洋館を回りました。