SUMA GAKUEN
学校法人
須磨学園

教職員紹介

芸術科部長(音楽)
文化教育部長

 ドイツの作曲家のパウル・ヒンデミット(1895~1963)は、「受け入れる心になるまでは、音楽も意味のない騒音に過ぎない」と言っていたそうです。
 ヒンデミットは、ドイツの後期ロマン派音楽の伝統に歯向かい、強烈な不協和音を含む無調音楽(実際には無調でない曲も当時の人には無調に聴こえた)を作曲しました。
 彼の革命的な作品は、プロ演奏家や指揮者からは高く評価されましたが、一般大衆には、近寄り難かったようで、無調の騒音製造者と言われていた程です。
 しかし、今日では、近代音楽史での重要な作曲家として、各種コンクールやコンサートでは彼の音楽が多くの現代人に受け入れられています。

 現代人の私たちも、特定のジャンルや特定の演奏者の曲だけを好み、そうでない音楽を受け入れようとしないことがあります。 音楽の真の感動は、思ってもみない所に隠れているかもしれません。その機会を逃さないためにも、音楽が騒音に聴こえてしまわないように、受け入れる心を作ることが重要だと思います。