SUMA GAKUEN
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須磨学園

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須磨学園 創立95周年記念コンサート

2017年11月8日 [ K3 / K2 / K1 / V2 / V1 / S2 / S1 / J2 / J1 ] 学校行事

11月8日(水) 神戸国際会館こくさいホールにて、須磨学園 創立95周年記念コンサートが開催されました。ご来賓の方々、そして生徒、教職員が一堂に会しました。毎年、11月に創立記念日に合わせてフルオーケストラを聴く芸術鑑賞会がおこなわれます。今年は創立95周年という節目にふさわしい名曲が演奏され、素晴らしい式典となりました。

指揮:牧村 邦彦さん    演奏:兵庫芸術文化センター管弦楽団
ソプラノ:四方 典子さん  バリトン:萩原 寛明さん

【プログラム】

節目の年には舞台中央に校祖西田のぶの銅像が飾られます。学園の繁栄を見守っているようでした。

最初にショスタコーヴィチが作曲した「祝典序曲」、活き活きとしたテンポで奏でられ、爽やかにコンサートが始まりました。

「君が代」の演奏と斉唱です。全員起立をして聴き、会場は厳粛なムードに包まれました。

黙祷を捧げた後は、雅楽「越天楽」が演奏されました。和楽器をフルートやオーボエ、弦楽器に置き換えて演奏しましたが、さながら雅楽そのものでした。

須磨学園校歌を歌手の方が歌い上げてくださいました。いつも歌っているはずの校歌ですが、聴くとその旋律に酔いしれました。

「ニュルンベルク」を舞台とした楽劇のイントロダクション的な曲です。元々喜劇だけに陽気な雰囲気を漂わせてくれました。

休憩のあと、モーツァルトが生徒達と同じ頃、16歳の時に作曲した曲が演奏されました。生徒達自身が今の自分自身を見つめ直しているかのような表情に見えました。何か共感することができたのかもしれません。

2楽章なので本来は「未完」の交響曲であるはずが、十分な芸術性から「未完成」という曲として完成とされたシューベルトの名曲が演奏されました。それは、須磨学園のさらなる発展を描いているようでした。

アンコールで須磨学園校歌が演奏されました。歌手の方と共に全員で歌いました。式典の締めくくりの曲となり、会場全体に大きく響き渡りました。

素晴らしい演奏をしてくださった兵庫芸術文化センター管弦楽団と歌手の方へ心よりの感謝を込めて生徒より花束を贈呈しました。いつまでも拍手がなりやまない中、お祝いの宴は幕を閉じました。