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2018年度1学期始業式 高校校長 訓話

  おはようございます。
何を話そうかずっと考えていました。そして2つ話そうと決めました。

  1つ目。ふり返りをする。
始業式なので、ほとんどのみなさんが「今年度はこうしよう」という目標のようなものを心に秘めていると思います。とてもモチベーションが高い状態です。明日は入学式なので、みなさんはお休み、明後日は日曜日。来週の月曜日は新年度が始まって3日目です。課題考査・スタディーサポートがあるのでまだモチベーションは高いでしょう。
  ところで、みなさんは1月5日に書き初めを行い、2018年の目標を決めたと思います。忘れてはいないと思いますが、実行できていますか? 私も書きました。
 「三日坊主」という言葉があるように、徐々にモチベーションは下がっていきます。これをどう食い止めるか。人それぞれやり方はあると思いますが、私から1つ提案をします。それは「ふり返りをする」ということ。みなさんはPMTMノートで日々のふり返りを行っているはずですが、いつもより5分くらい長くふり返りの時間をもって考えてほしい。5分が無理なら3分でもいい。1日の終わりに、疲れていて、忙しいと思うけれど、ただ記録を書くだけではなくて、ちょっと立ち止まって考えてほしい。落ち着いて考えてほしい。何かに気づくと思います。そして明日のことも考えてほしい。そうすることでモチベーションを維持してほしい。ここでみなさんに言ったからには私も今日からそうします。

  2つ目。よく考える。
 勉強でも何でもそうですが、忙しくなってくるととりあえずやっておくということが多くなります。しかし、私もそうですが、そのようなことはあまり身につかない。やることがたくさんあるのはみんな同じです。そんな忙しい中でどれほど深く考えることができるか。勉強はもちろんですが、何かをするときに「なぜか」をよく考えてほしい。
  物事の本質、ポイントは何かということをよく考えてほしい。難しいことですが、ぜひ実行してください。私もそうします。

 きちんとふり返り、よく考えて、今年度を過ごしてください。

2018年4月6日 高校校長 土屋 博文