新入生の保護者を代表いたしまして、僭越ではございますが、一言ご挨拶させていただきます。

　本日は、理事長様、学園長様を初め、学園関係者の皆様には、このように盛大な入学式を挙行していただき、厚く御礼申し上げます。また、ご多忙中にも関わらず、ご臨席頂きましたご来賓の皆様にも、重ねて厚く御礼申し上げます。

　私事ですが、今朝、笑顔で新しい制服に袖を通している息子を目にし、また、ただいま理事長様、学園長様からとても暖かいお言葉を拝聴いたしまして、改めて須磨学園高等学校に入学できたことを実感し、親子ともども大変嬉しく思っております。

　子ども達は9年間の義務教育を終え、今日から須磨学園高等学校の一員として、高校生活をスタートいたします。人生の土台を築くこの大事な時期に、子ども達はよき師に出会い、信頼できる友にめぐり合いながら、須磨学園の教育方針である「なりたい自分」を見つけるため、学業だけではなく、様々なことに取り組んでまいります。その取り組みのゴールは、大学受験合格だけではなく、自身の生活を豊かにするためのものであると考えております。子ども達が成長していく過程で、心身を磨いて、強い心と体を持った人間に成長し、今日、この場にいる全ての子ども達が、3年後にそれぞれのなりたい自分を見つけ、笑顔でこの学園を巣立っていくことが、私達の心からの願いであります。

　

　どうか先生方におかれましては、どんな困難な状況に陥っても、子ども達が「なりたい自分」に向かって突き進んでいけますようご指導・ご鞭撻を賜りたいと心よりお願い申し上げます。そのためにも保護者といたしましては、須磨学園高等学校の教育方針を十分に理解し、学園を信頼し、協力しながら子ども達の成長を見守ってまいりますので、この3年間どうぞよろしくお願い申し上げます。

　はなはだ簡単ではございますが、保護者代表の挨拶とさせていただきます。

2017年4月8日　保護者代表　人見　学