暖かな春の訪れを感じる今日のよき日、私たち14期生は、新しい制服に身を包み、須磨学園中学校の１年生としてスタートを切りました。本日は、このような素晴らしい入学式を開催していただき、本当にありがとうございます。私たちを迎えてくださる、理事長先生、学園長先生、学校関係者の皆様、そして先輩の皆様に心から感謝いたします。また、今日まで温かく見守り、支え、励ましてくれた家族にも心から感謝の気持ちを伝えたいです。

　今、私たちは、様々な行事や学園生活への夢と希望で胸がいっぱいです。これからの6年間、私たちは研修旅行など貴重な経験をすることができます。しかし、世界には、教育を受けたくても受けられない子どもたちがいます。災害や紛争で悲しい思いをしている子どもたちもいます。そのような中、この恵まれた環境で学べることは、とても幸せです。私たちの前には、開かれた未来や可能性が広がっています。だから、様々な経験をする中で、自分と向き合い、それぞれの「なりたい自分」を見つけて、それに向かって精一杯努力していきます。時には大きな壁にぶつかることもあるかもしれません。そんな時、優しく寄り添ってくれる仲間がいたら、どんなに心強いでしょう。私たちは、共に成長し、支え合える最高の学年になれたらいいと思います。

　そして、6年後、この136人みんなが胸を張って笑顔で卒業できるように、これから私たちは、周りの人への感謝の気持ちを忘れず、大切な仲間と共に学園生活を楽しみ、努力し続けることを誓います。

2017年4月8日　入学生代表 吉光　萌瑛