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2017年度1学期終業式 学園長 訓話

 おはようございます。

 1学期の終わりになりました。ここ数日、とても暑いですね。この学校の枠組みを作ったときには、夏はこんなに暑くなかったです。他の学校は7月の20日ぐらいに1学期が終わるのに、須磨学園は7月いっぱいまで1学期をします。そのため、この2~3年、暑い夏をどう乗り切るかが問題になってきています。8月の18日からは学校が始まって、本来のペースに戻ります。そこで、これから約20日間、我々はどう過ごせばいいのか。それは、暑さとどう戦うかということだと思います。
 暑くなると体の活動が弱ってきます。それ以上に頭の活動が弱まります。だから、暑くなくなる時を待つしか方法は無いと思います。では、夏休みの約20日間をどう過ごすか。やるべきことは、今の学力、今の記憶を失わないように最低限の勉強をすることだと思います。暑い時に沢山のことをしようと思ったら必ず上手くいきません。暑い時に外に出て何も対策をしないと熱中症になります。熱中症になると最悪死ぬこともあります。学校が麦藁帽子やキャップを配った理由は、帽子をかぶって熱中症にならないようにしてほしいことはもちろん、熱中症にならないように意識してほしいということです。熱中症のことを知らない人が、熱中症になりやすいです。保健部が作成したプリントを読んで、どうして熱中症になるのか、どのように対策をすればよいのかということを理解していたら、熱中症になることは少ないと思います。暑さに負けずに、学力と記憶を保持して、夏休みを過ごしてほしいと思います。決して無理はしないでください。

2017年7月29日 学園長 西 和彦