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2019年度 第1学期始業式 校長訓話

 おはようございます。3月16日の終業式から3週間が過ぎました。またこの場所でみなさんの元気な顔をみることができて大変うれしく思います。
 終業式で「読書に勤しみ、有意義な春休みにしてほしい」と伝えましたが、どうでしたか? みなさんの表情をここから見ると有意義なものであったということがうかがえます。

 さて、2019年度が始まります。2019年度は「あいさつ」をテーマにしたいと考えました。なぜそのように考えたのか、経緯を話します。
 みなさんもご存知の通り元号が変わります。また一つ時代が進みます。「平成」をふり返る報道や記事も多く、みなさんも少なからず目にしたことでしょう。「平成」がどんな時代であったかは人それぞれですが、昭和生まれの私にとってはインターネットの普及・発展は目を見張るものがあります。世界が狭くなりました。さまざまなところで効率化が進みました。とてもスピード感のある時代となりました。学校も私が教師になったときとは比べものにならないくらい変わりました。しかし、いかに時代が変化しようとも変わらずに大切にしなければならないこともあります。抽象的ではありますが、「人と人との関わり」はその一つです。今日新しいクラスが発表になりました。明日は新入生が入学してきます。新たな出会いがあります。そこで新たな人間関係を構築するには「あいさつ」です。「親しき中にも礼儀あり」という言葉もあります。親しい友人であってもきちんとあいさつをしましょう。「おはよう」「ありがとう」など、少しだけ意識して取り組んでください。そうすることによってお互いを尊重する気持ちも培われ、人間関係がより円滑になります。

 「令和」という新たな時代がもうすぐ始まります。どんな時代になるかわかりませんが、私たち「須磨学園」の一員は校内でも校外でもきちんとあいさつし、人と人との関わりを大切にしていきましょう。
 それでは2019年度のみなさんの活躍を期待します。

2019年4月5日 高校校長 土屋 博文