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2018年度 第3学期終業式 高校校長訓話

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 3学期の終業式の日を迎えました。4月の始業式、入学式から1年間、日々学習に課外活動に熱心に励んできたみなさんを讃えたいと思います。本当によく頑張りました。

 今日は2つ話します。

 1つめは、学校の印象についてです。○○中学校はこんな中学校、△△高校はこんな高校というように、みなさんは他校の印象を何をもって決めていますか。進学実績や部活動の結果は大事な要素です。学校の教育内容や取り組みも大事な要素です。その他、いろいろと考えられますが、私は「生徒のみなさん」が最も大切な要素だと思います。そう思いませんか?例えば電車の中で周囲のことを全く考えないような振る舞いをしていれば、どこの学校だろう?と思いませんか。そんなところから学校の印象は決まってしまうこともあります。
私は「須磨学園はどんな学校?」と問われたら、「生徒を見てください」と自信をもって言うことができます。私以外の先生方もきっとそう思っています。そうです。みなさんは本当に素晴らしい。
明日から春休みになりますが、いつも通り須磨学園の生徒であるという自覚をもって生活してください。

 2つめは、卒業式でも話したのですが、この春休みに本を読んでください。普段なかなか時間がとれなくて読書ができない人もいると思います。明日からは普段より時間がとれると思いますので、ぜひ本を読んでください。何かしらの実績を残している人は例外なくたくさんの本を読んでいると思います。自分の興味ある分野の本を読み、興味関心を深めるのもよいでしょう。自分の興味関心から少し離れたところの本にチャレンジするのもよいでしょう。ぜひ幅広く読書に勤しみ、著者と対話し、新たな考え方にふれてみてください。

 次に会うのは4月5日(金)です。ありきたりの言葉ですが、有意義な春休みにしてください。

   

2019年3月16日 高校校長 土屋博文