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[ 第13週:6/19~6/25 ]
 6月19日(日)
 6月20日(月)
 6月21日(火)
 6月22日(水) 高校3年生 平和講話
 6月23日(木) 
 6月24日(金) 高校3年生 平和学習
 6月25日(土)


6月22日(水) 平和講話(広島平和学習の事前指導より)

 高校3年生は6月24日に広島の平和公園を訪れ、平和学習を行います。この事前学習として、本日、平和記念資料館の竹岡智佐子さんから被爆体験をお聞きしました。当時17歳の竹岡さんの辛い被爆体験は生徒達にも身近なものとして受け取られたようです。広島を訪れ、平和とは一体何なのかを生徒一人ひとりがしっかりと学んできて欲しいと思います。

 
学年部長から竹岡さんの紹介がありました。 被爆体験を語る竹岡さん
 
生々しい被爆体験は生徒一人ひとりの心に伝わっていました。 「想像以上に悲惨な状況であったことを知り、改めて平和学習の大切さを感じました」(生徒代表の言葉より)




6月24日(金) 高校3年生 平和学習

 6月22日に事前学習として語り部さんのお話から原爆の恐ろしさを痛感させられ、また、23日は終戦60周年を迎える沖縄慰霊の日として世間でも平和への意識が高まる中、高校3年生はそれぞれの思いを持って、広島へ平和学習に行ってきました。この平和学習の目的は戦争の悲惨さを再認識し、平和の尊さを知ることや、事前・事後の活動を通して、平和に関する知識を身につけ、社会生活において心豊かな人間性を養うことです。
 生徒たちはA班、B班の2班に分かれて新神戸を出発し、広島着後、まず、班別行動。14時15分に追悼セレモニーのため、平和記念資料館前に集合。誰一人として遅刻せず集合し、セレモニーは始まりました。献花する場所に整列した生徒たちは厳粛な面持ちで空気はピンとはりつめていました。物にあふれ、不自由なく育った若者に戦争の悲惨を伝えるのは難しいとよく言われますが、今日の生徒たちの様子を見ているとそれぞれが「平和」への願いを持って動いていると感じることができました。

 
新神戸駅で学年部長の浅尾先生より諸注意です。 新幹線の中は楽しく~?? ウルトラクイズのように?広島へ着くまでに数学の問題(入試問題)を解かないといけないことになり、生徒たちは「え~!?」と驚きつつも真剣に解き始めた・・・。
 
班別行動中の時間にはお昼が含まれます。八丁堀でラーメンを食べ、おいしかったよ~! お好み村は須磨学生でいっぱいでした。本場の?広島焼きのお味は?
 
鹿に囲まれちゃった。こわいよ~。 宮島の大鳥居:きれいな眺めをバックに記念撮影。
 
原爆ドームです。戦争の悲惨さが伝わってきます。 献花前の生徒たちの様子です。この後、全員で黙祷し、厳粛な空気でつつまれていました。
 
「平和への誓い:平和を地球規模で実現することは難しい。しかし、世界で唯一の被爆国である日本が先頭に立ち、世界の平和を作っていかなければならないと思います。私たち高校生にできることは『平和とは何か』と一人一人が常に考えることです。」という生徒代表の誓いの言葉を生徒全員、真剣に聞いていました。 永遠の平和に願いを込めて献花をさせて頂きました。
 
生徒全員の想いがひとつとなって捧げた献花となりました。この気持ちを、いつまでも忘れないでください。 ホームルームの時間や受験勉強の合間に、みんなが平和への願いをこめて作った鶴を奉納しました。
 
平和記念資料館の様子。戦争の恐ろしさが伝わってきます。 平和記念資料館に来られた有名人のメッセージを熱心に読んでいます。「アメリカの大統領でメッセージがあるのはカーター大統領だけですか?」という質問が出ていました。平和を実現するためには世界の力が必要ですね。