活動レポート

第77回国民体育大会ソフトテニス競技会

第77回国民体育大会ソフトテニス競技会が10月7日~10日に栃木県那須塩原市くろいそ運動場で行われました。

本校からは、選手として3名(中谷さくら、前田梨緒、丸田梨瑚)と補欠選手3名(上田咲乃、杉本咲楽、高谷紗英)が選ばれ大会へ参加してきました。

少年女子はブロック予選なしの47都道府県が参加の年でした。

結果 兵庫県優勝(昭和51年以来64年ぶり6回目)

1回戦 兵庫県③-0島根県

2回戦   ③-0神奈川県

3回戦    ②-1大分県

4回戦    ②-0京都府

5回戦    ②-1東京都(前回大会まで4連覇中)

決勝戦    ②-0三重県

となりました。

1日目は雨で大変寒く、コート状況もあまりよくない中での試合でした。

1回戦鳥取県

途中から雨が降り出しましたが、危なげなく1番ダブルス・2番シングルスともに勝利。3番の中学3年生ペアも初の高校生の中での試合で緊張をしながらでしたが、最後まで攻めの姿勢を持ちファイナルゲームで勝ち切りました。

2回戦神奈川県

強い雨の中の試合でしたが1番の前田・中谷ペアは出だしはもたついたものの、1ゲーム目の途中から雨の中の戦い方をしっかりと行い4-1で勝利、2対戦目のシングルスは3ゲーム目終了時点でコートに水が浮いてきてしまい途中中断、翌日に延期となりました。

2日目は前日の試合の続きから始まり、シングルス4-2で勝利、3対戦も危なげなく勝利しました。

3回戦大分県

1対戦目前田・中谷ペアが4-0で勝利、2番シングルスはなかなか流れに乗れず敗退。3番目、中学生の前川・中谷ペアが相手を寄せ付けない戦いをして勝利しベスト8進出を決めました。

4回戦京都府

1番前田・中谷ペアは昨年度インターハイ2位の選手に快勝、2番丸田のシングルスはファイナルゲームの接戦を制しベスト4進出。今年度の近畿総体では須磨学園として京都光華高校に敗退していたためリベンジを行うことができました。

5回戦東京都(国体前回大会優勝4連覇中)

1番はここでも強さを見せ4-1で勝利、2番シングルスは少しずつ内容はよくなっているも、相手選手の上手さに1-4で敗退。3番勝負は中学生の前川・中谷ペア、この緊張する場面でも攻めの姿勢と粘り強さをみせゲームカウント3-1のリードまで行きますが、相手も意地を見せ3-2で1ゲーム巻き返されます。6ゲーム目はデュースの何度も続くしびれる試合でしたが最後は自分たちで1点を取り切り見事勝利し決勝進出を決めました。技術はもちろんでしたが、苦しみながらも最後まで勝つために戦い続けた精神力の強さには感心させられました。

決勝戦三重県

1番はここでも力の差を見せつけ4-1で勝利、2番シングルスは0-2でリードされるも粘り強いテニスで何とか追いつき、相手のマッチポイントをしのぎファイナルゲームへ。ファイナルゲームではリードを保ち見事7-5で勝利し優勝を決めました。

今大会では1番手の前田・中谷ペアは大将としてすべての試合で圧勝しチームに勢いを持ってきてくれ、2番シングルスの丸田は試合をこなすごとに成長し、人は1日でもここまで成長し変われるのだということを見せてくれました。3番の前田・中谷ペアは勝負強さを見せチームを勝利に導いてくれました。

また、今大会はサポートとなった3名の選手も応援や様々な準備などしっかりと行ってくれたことで選手が気持ちよく、スムーズに試合に入ることができました。

素晴らしいチームワークだったと感じました。他県ではなく育った兵庫県で日本一になりたいと進学した選手たちだったため、目標を叶えることができ本当に良かったです。

会場にもたくさんの方々が応援に来てくださり、兵庫からも多くの方が応援をしてくださりそれが大きな力になりました。応援があって勝利を掴み取ることができたと強く感じています。本当にありがとうございました。

選手8名(上田、前川、前田、中谷さくら、杉本、丸田、中谷ももこ、高谷)

監督・コーチ・トレーナー含めた兵庫県少年女子チーム

表彰式で賞状・メダル・マスコットキャラクターみるひぃちゃん人形をいただきました。

来年度の国体も優勝目指して頑張ります。