キャリアを考える夏 大学訪問
2025年8月19日 [ K1 / S2 ] その他
S2・K1(高1)学年では、キャリア研修の一環として7月~8月にかけて、外部機関への研修を実施しています。
訪問先には大学も含まれ、今年は京都大学・大阪大学・神戸大学のキャンパスを訪れました。

京都大学では、物質-細胞統合システム拠点であるiCeMSを訪問。研究室を見学したり、『今、研究者に聞いてみたい 「研究者になるってどういうこと?」』というシンポジウムに参加して、研究に携わる意義ややりがいを知ることができました。

理学部化学教室の研究室訪問では、構造生物学についてその研究内容を詳しく解説していただきました。実際に顕微鏡を使って、人の細胞の構造を見せてもらったりと、普段なかなか見ることができない研究の現場を体験することができました。

基礎物理学研究所では、相対性理論や量子論、宇宙分野や量子情報分野についてなど、物理についてのたくさんのお話を聞きました。日本人初のノーベル賞受賞者、湯川秀樹博士の史料が保存されている湯川記念室も訪れました。

京都大学に在籍中の多くの卒業生がOB・OG訪問を行ってくれました。1時間におよぶ座談会では、勉強のこと、部活のこと、大学生活のことなどたくさんのことを話して、数年後、大学生活を送る未来をイメージすることができました。

大阪大学工学部では3つの研究室に伺い、3Dプリンターや半導体、培養肉などそれぞれの研究分野についてお話を聞きました。未知なるものを生み出そうと研究する様子に、生徒たちも大きな刺激をもらいました。

外国語学部では、留学や言語を学ぶ楽しさについて教えていただきました。少人数の語学授業に特化した教室や、ハラルメニューに対応した食堂など外国語学部らしいキャンパスの特徴も見学しました。

神戸大学は海洋政策科学部を訪問しました。海洋研究に関する専門的なお話を聞いたり、海事博物館を見学したり、船舶シュミレーターを使っての操縦体験もさせていただきました。

それぞれの大学で貴重な体験をし、その専門性や大学で学ぶことの楽しさについて肌で感じることができました。文理選択の時期が迫る高1生、「自らのやりたいこと」「なりたい自分」について考える、とても良い機会となりました。ありがとうございました。
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