活動レポート

広島平和学習を通して~K3-8~

4月、私たちは広島に平和学習のため訪れました。
そこで印象深かった旧日本軍司令通信部について書かせていただきます。
今回の平和学習では、撮影禁止の場所が多かったのと、
撮影するほど余裕がなかったため写真はあまりないのですがご了承ください。

 

旧日本軍司令通信部では当時、自分たちとあまり変わらない歳の女学生が働いていたらしいのですが、
原爆が落とされた時、その多くが負傷者を出したという事は胸が痛みました。
また、先生の話では高官にあたる人達だけが知る逃げ道のための部屋が用意されていたようで、
命の平等性についても考えさせられました。
建物の内部は普段自分たちが見ている光景とあまり変わりませんでしたが、
そのことが却って戦争が自分たちと関係ないものではなく、
現実として起こり得ることだと実感させられました。

 

広島の平和学習には小学校や中学校のころに行ったことがあるという人が多かったです。
しかし六年間や三年間という月日を経て改めて戦争という事実に目を向けると、
そのときは見えていなかった悲惨な戦争や核爆弾の恐ろしさが見えました。
私は戦争をこの世から根絶するためには、
今回広島の平和学習学んだことをただ自分の胸にしまいこむだけではなく、
身の回りの人々や後の世代の人々にも伝えて行かなければならないと思いました。

 

K3-8広報委員