活動レポート

エルトゥールル号海難事故の絵を描きました

過去に起こった災害を忘れないために、中学校などで、いくつかの災害について語りつぐ活動をされている語り部さんから、1890年に和歌山県串本町沖で起こったトルコの軍艦エルトゥールル号が遭難した事ついて絵を描いてほしいと夏休み前に依頼がありました。
遭難当時、村人が献身的に救助し、トルコとの友好が深まった物語です。
この話には、続きがあり、1985年、イラン・イラク戦争で、テヘラン取り残された日本人を帰国させるため、海難事故の恩返しにと、トルコの飛行機が迎えに行き、無事日本人は脱出することができた、という感動の物語があります。

偶然にも、今年の12月に、「海難1980」というタイトルで映画で公開されます。
日本人にはあまり知られていない物語ですが、災害を知り、忘れないことが大切です。
感動の物語なので観てみましょう。

イラスト部、美術部で相談し、イラスト部で人物を描き、美術部で背景を描きました。
それぞれこの事故についてくわしく資料を読み、勉強になったと思います。
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人物の輪郭を描く人、服などの色を塗る人、背景の色を塗る人など、分担しました。
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みんなで協力して、9月に完成しました!
機会あれば、私たちが描いた絵を見て、語り部さんのお話を聞きたいですね。