自然を感じる S1サマーキャンプ Part2
2025年8月26日 [ S1 ] 学校行事
S1(中3)生が和歌山県高野山でサマーキャンプを行っています。自然の中で体験した活動の様子をお届けします。Part1はこちらから。

2日目からは体験活動が始まります。まずは林業体験に挑戦。木に切り口を作った後は、木に巻いたロープを息を合わせながらひっぱり、木を倒していきます。自然の中で行う普段は経験できない体験に生徒の表情もいきいきとしていました。

続いては草木染めです。染色の原料となる木を煮出して得られた液に布を浸け込み染色していきます。どんな模様になるか想像しながら輪ゴムを使い模様付けを行います。完成した手ぬぐいやエコバッグにはオリジナリティがあふれていました!

摩尼山への登山を予定していましたがクマ出没により急遽予定を変更し、高野山スポットを巡りました。「大門」、「女人堂」、「徳川家霊台」などを訪れ、高野山の自然や歴史に触れる時間を過ごしました。

サマーキャンプ中も学習の時間がしっかり確保されています。問題演習だけでなく、前回解いた問題の解説を自分で作成する学習もありました。人に教えられるように考えることで学びがより深まります。

夜には夜間拝観が行われ、同じ場所でも昼間とはまた違った印象を受けました。昼間には見えなかった風景や雰囲気の違いを感じることができ、貴重な体験となりました。

ムササビ観察も行いました。ムササビたちを驚かせないように静かに森の中を歩いていきます。木から木へと飛び移る様子も観察でき、野生動物が暮らす森の豊かさや自然の大切さを実感しました。