プレイバック傑作展！

先日、大盛況のうちに幕を閉じた文化祭。プログラムの1つ「傑作展」では、J2(中2)・S1(中3)・S2(高1)・K2(高2)の生徒たちが取り組んだ個人研究がズラリと並びました。生徒の興味・関心が詰めこまれた「傑作」の数々。その内容を一部ご紹介します。

文化祭当日。すべての個人研究を並べると、なんと教室6部屋＋武道館1フロア分の規模に！各学年とも大盛況で、たくさんの生徒、保護者、外部のお客様が生徒たちの研究の成果を見に訪れました。

K2学年では、どんな建物が地震に強いのかを調べ、模型に仕上げた作品がありました。骨組みの細さ・太さ、免震構造と耐震構造の違いがどう揺れに影響するのかを、実際に模型を揺らして確かめることができます。

J2の頃から、再生エネルギーについて研究し続けていたS2生。集大成となる今年、エネルギーを「作る」だけでなく、「使う」ところまで研究を仕上げたい！と、太陽光発電を用いたレコードを制作し、実際に音を鳴らすことに成功しました。

ピアノの構造と歴史について研究したS1生。打楽器と弦楽器の特徴を兼ね備えたピアノの複雑な構造を調べ、大事な要素の1つであるハンマーアクションに注目。なんと自身で設計・製作し、一から模型を作り上げました。

その他にも、生徒の「好き」が追究された研究作品が並びました。傑作展をきっかけに研究を深め、外部のコンテストなどで受賞をする生徒も。先輩の研究が後輩たちの刺激にも繋がっています。