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2025年度 中学卒業式 学年部長 挨拶

 卒業生の皆さん、本日は須磨学園中学校、ご卒業おめでとうございます。
 そして保護者の皆様、ご子息・ご息女のご卒業、おめでとうございます。
 3年間、学年を信頼して生徒たちを学校に送り出してくださったこと、深く深く感謝いたします。至らないところも多々あったかと思いますが、保護者の方々のあたたかいご理解とご支援があったからこそ、我々学年教員も本日の佳き日を迎えることができました。心より、感謝いたします。ありがとうございました。

     

 そして卒業生の皆さん、改めてご卒業おめでとうございます。
 入学したころと今の君たちを比べて、皆さんはずいぶんと成長しました。
 J1やJ2の頃は、仲間とぶつかることがあった人も、相手との距離感を考えて行動できるようになり、また自分の中の理想と現実とのギャップに苦しんでいた人も、大切な仲間を見つけ、自分を大切にできるようになりました。また大人しくて人見知りだった人も心を許せる仲間を見つけ、課題に苦労していた人も、PMTMを使い、少しずつ時間をうまく使えるようになってきました。
 いや、自分は注意されてばかりで全然かわっていない、全然思う通りにいかなかったという人も、失敗という貴重な財産を積み重ねてきました。失敗は、きちんと振り返り、次に活かそうとする意志がある限り、決して無駄にはなりません。へこんでへこんでもうだめだとあきらめそうになった時ほど、大きな飛躍のチャンスです。その飛躍する姿を私は楽しみにしています。

     

 皆さんは、日々の学校生活、体育祭などの行事、キャンプや研修旅行などを通じて、このように自分を理解し、他者を理解し、笑い合い、協力し合い、高め合うというかけがえのない時間をともに過ごしてきました。

     

 まずは須磨学園の前半3年間、中学時代編が終了です。お疲れさまでした。そして、4月からは後半の3年間、高校時代編が始まります。
 もっと中身の濃い須磨学園生活が始まります。勉強はより複雑で専門的になり、部活動はもっとハードでより高みを目指して切磋琢磨する日々になります。
 ただ単なる「仲良し集団」にならないでください。本気で自分の限界に挑戦し、言うべきことは言い、お互いに真に高みを目指し合う集団になりましょう。仲間との絆を深めてきた君たちならきっと大丈夫です。

     

 中学課程を終え、高校に進むにあたり、君たちにある偉人の言葉を贈ります。それはセメント王として浅野財閥を築きあげた浅野総一郎氏の言葉です。
 浅野氏は、運というものは自分の手でつかみとらなければならないというのが、信念だったそうです。だから彼は「運は寝て待てというのは嘘だ。運は水の上を流れている。命がけで飛び込んでつかむ度胸と、そしてつかんだ運を育てる努力がなければ運はわが身に宿らぬ」と、常日ごろから言っていたそうです。
 運がいいとかついていないとか言いますが、運を運ぶのは、まさに自分次第だというのです。

     

 失敗を恐れすぎて、何も挑戦せずに終わるのか、チャンスや自分のやりたいことを見つけ、それにむかって飛び込む勇気をもっていくかで、自分の運勢、人生は大きく変わります。

     

 私事ですが、私もこの3年間、初めての学年部長を経験しました。それは私にとってまさに水の中に飛び込むようなものでした。時に荒波に翻弄され、失敗して傷つきもしました。しかし、飛び込むことで自分の知らない可能性に気づけたり、様々な人と出会えたり、世界は大きく広がりました。何より君たちとともに成長し合えたこと、苦しみも喜びも共にできたことは、私にとってお金では買えないかけがえのない財産です。

  

 これからも、君たちと切磋琢磨して成長し合えることを楽しみにしています。
 最後になりましたが、これからも君たちの成長を後押しし、君たちがそれぞれの目標を実現できるように、精一杯努めていくことを、ここに誓います。      

2026年3月14日 S1学年部長