学園長訓話


 おはようございます。先週日曜日に京都で駅伝が行われました。本校は女子と男子が参加して、女子も男子もしっかり走りました。 女子は大変良い成績、男子もそれに次ぐ成績をとりました。私も京都に行って応援して良かったなと思いました。 最初、須磨学園はどこにいるのかという順位でしたが、どんどん順位が上がっていきました。とても須磨学園らしいなという気持ちになりました。 あの駅伝を見ながら、どうしたらもっと良い成績を収めることができたのかを考えていました。 答はすごく簡単で、1つはボロボロに負けた区間、二十何番でいた区間をリカバリーして良くする。 もう1つは、普通の区間もしくは良く走った区間をもっとよく走る。カモシカのような走りをやってみる。 つまり、負けているところを普通にする、普通なところを良くする、良くなったところをさらにもっと良くするということをやれば良いのです。 今となっては過去のことなので、そのことをどうこういうのがおかしいと思いますが、そうすれば勝てたと思います。

 今は駅伝の話ですが、これを我々の日常生活にあてはめることもできます。 これから諸君らにこの冬休みにどのような勉強をしてほしいかをお話します。不得意な科目を普通の科目にする。普通の科目を得意な科目にする。得意な科目をもっと得意な科目にする。 この3つをすれば、-1を0に、0を+1に、+1を+2になるので、総合点は3アップします。 今日帰るまでに不得意科目・普通科目・得意科目を1つずつ選んで、この冬休みにどうやって良くするかを是非考えてみてほしいと思います。

 風邪をひかないで有意義な冬休みを過ごしてください。そして、新年明けてまた学校でお会いしましょう。


2015年12月22日 学園長 西 和彦