S2学年部長 挨拶


 新入生のみなさん入学おめでとうございます。 保護者の皆様、ご子息、ご息女の入学を心よりお祝い申し上げます。 さて、みなさんは中学を卒業し、今日から高校生となるのですが、中学と高校の違いはどこにあるのでしょうか。 色々と答えはありますが、その1つと思ってお聞きください。
 みなさんの多くは二十代後半に職業を決め、結婚し、家庭を築くことになると思います。 つまり、長い人生の基礎をつくるのが二十才代後半です。 今から10年、15年後のことです。 その人生の基礎づくりに大きな影響を及ぼすものが大学です。 どこの大学に進み、どのような専門分野を学ぶかで職業が決まります。 家庭づくりにも少なからず影響を及ぼします。 その重要な役割を担う大学を決めるのが高校時代です。 専門分野を選ぶのも高校時代、大学受験に臨むのも高校時代です。 高校時代の取り組みで人生の基礎づくりが決まると言っても過言ではありません。 つまり、高校時代とは、人生の基礎づくりの第一歩を踏み出す期間と言えます。 ここに、中学と高校時代の違いがあるように思えます。

 さて、みなさん高校入学にあたり、目線を変えてください。 足元を注視することも重要だと思います。 しかし、10年、15年先に目を向け、そこに自分自身を描いてください。 夢・希望・目標を持って高校に登校してください。 そして、私たち教員と一緒に、その実現に向けて一歩一歩歩みましょう。 これからの3年間、楽しいことばかりではないと思います。 時には辛いこと、悲しいこと、悔しいこともあるでしょう。 しかし、私たちは、どのような時も、君たちを応援しています。 私たちは、どのような時でも、最大限の協力を惜しみません。 私たちは、どのような時でも、君たちのそばにいます。 それでは、一緒に歩んでいきましょう。

2015年4月4日 S2学年部長 下地 英樹