講評


 生徒の皆さん、今日一日お疲れ様でした。本当に大変だったと思います。

 まず、手伝ってくれた係り生徒の皆さん、音響のスタッフの皆さんありがとうございました。そして、総合優勝の黄団の皆さん、本当におめでとうございます。素晴らしいと思います。

 さて、生徒会長の挨拶でスマッシュを決めた後のような達成感や爽快感を味わってほしいという話がありましたが、一日終わって皆さんどうですか? 達成感や爽快感はありますか?例えば、中学生の「動と静」や応援団のように計算されたキレのよい演技を見ると、すごくさわやかな気持ちになったし、爽快感が生まれていました。 また、リレーなどの競技種目は必死になって皆さんやっていました。必死になっている姿を見るとやっぱり感動します。 それは、ここにいたみんなが同じように感動したと思います。充実感や達成感を味わった一日になったのではないかと思います。

 もう一つ考えてほしいことがあります。今年のテーマはスマッシュです。 テニスをしている人は知っていると思いますが、スマッシュを打つときはチャンスボールが上がってきます。 ということは、その前のショットが良かったということです。何を言いたいか分かりますか? この体育祭でスマッシュを決めることができたのは、事前の準備が良かったからです。 準備をしっかりやってきたから、この大一番でスマッシュを決めることができたわけです。 このことは、今後の人生において物事を行う上で勉強になったと思います。しっかり準備をすればよい結果が得られる。 それを今後の人生に活かしていってもらえれば、今日の体育祭は一生の思い出になると思います。 今日一日たくさん感動をもらいました。感謝したいと思います。

 最後になりますが、保護者の皆様、朝から声援をありがとうございます。生徒達の違った姿を見られたのではないかと思います。 違った姿を見てパワーをもらったと思います。そういう意味ではここはちょっとしたパワースポットだったと思います。 一年に一回だけここがパワースポットになりますが、また来年新たな感動を期待して私の講評としたいと思います。今日は一日ありがとうございました。


2014年9月26日 高校教頭 土屋 博文