学園長 訓話


 おはようございます。2学期のはじまりにあたりお話をします。

 2学期は9月と10月と11月と12月の4か月あります。1か月30日とすれば、120日あるわけです。 一年の中で一番長い学期になります。120日あるといいましたが、実は120日もありません。 実際に数えてみるとどうなるか。学校に出てくる日はたった90日しかありません。それから、授業がある日はさらに少なくなって、一番多い学年でも77日しかありません。 たった77日しかないのです。1日授業を受けなければ、1%以上の損失がそこで生じます。このように思ったよりも短い2学期ですが、どういう風に過ごしてほしいかをお話したいと思います。


普通だと思う科目を一つ選んで、それを得意科目に
 まず、自分が得意でもなく不得意でもなく普通だと思う科目を一つ選んで、それを得意科目にしてください。 77日の授業を通して、普通科目から得意科目を1つ作ってほしい。

不得意な科目を一つ選んで、それを普通科目に
 それから、主要5教科の中、つまり英数国理社、理科は物理・化学・生物、社会は世界史・日本史・地理・倫理・政経と分かれていますが、 その中で不得意だけれども、将来受験で必要となるかもしれない科目を一つ選んで、それを普通科目にしてほしい。 得意科目にすることは考えなくてもいいです。


 このようにして、0を+1に、-1を0に、つまり合計+2の改善、+2の進歩を2学期に実現してほしいと思います。 それを実現するためのPM・TMをぜひこの2学期の初めの時に取り組んでほしいと思います。そうすると、2学期の終わりが笑顔で迎えられると思います。

 以上で、お話を終わります。



2014年9月1日 学園長 西 和彦