保護者代表 挨拶


 僭越ではございますが、新入生の保護者を代表いたしまして一言ご挨拶申し上げます。

 理事長先生、学園長先生、関係者の皆様、本日はこのような盛大な入学式を開いていただき、心より感謝申し上げます。 ただいま皆様方からの激励のお言葉を頂戴し、保護者といたしましても身の引き締まる思いでございます。
 本学園は、進学校としての実績も素晴らしいものでございますが、それ以上に生徒一人ひとりが自己の力に目覚め、 自己をより高めるための努力を紡ぎ出し、伸ばそうとしてくださる教育方針に、親子共々大変魅力を感じました。 今、ここに集う子ども達は本当に幸せな若者であると思います。

 さて、新入生の皆さん、おめでとうございます。 今年はソチで、オリンピックならびにパラリンピックが開催されました。毎日繰り広げられる闘いに一喜一憂したことも、また記憶に新しいことと思います。 一戦一戦を通して、オリンピックはただメダルを獲得することに意義があるのではなく、力の限界まで闘い抜くという姿勢がいかに尊いものであるかということを、つくづく感じさせられた場でもありました。 彼らは一様に自己の夢の実現に向かって、日々考え、行動し続けた人達です。 そして皆さんも本学園の理念である「なりたい自分になる」、その夢の実現を目指し、目標を定め、一歩ずつ歩みを進めることでしょう。 苦悩のためにハードルを下げようか、もう無理だからやめようかなどと迷う事もあるでしょう。でも、自ら掲げた目標に挑戦し続けてください。 そして、皆でともに切磋琢磨してください。私たち保護者は、あなた達の努力に対し、惜しみない支援を続ける覚悟です。あなた達の可能性は無限です。

 教職員の皆様、ここに晴れの入学式を迎えました子ども達が、今日からの学園生活に目を輝かせております。 彼らが皆、自分らしく、そして、社会に必要とされる人間として大きく羽ばたくことができますように、どうぞ宜しくご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。 最後に本学園のますますのご発展と、皆様のご健康を祈念いたしまして、保護者代表の挨拶とさせていただきます。

2014年4月5日  保護者代表 松本 由美