K1学年部長 挨拶


 新入生の皆さん、須磨学園へのご入学本当におめでとうございます。学年団一同、心より歓迎致します。 保護者の皆様、ご子息・ご息女のご入学、誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。 今後の学年運営につきまして、皆様から多大なるご理解・ご支援を賜りますことを、この場をお借り致しまして、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて新入生の皆さん、これから高校生活をスタートさせる皆さんに、ぜひ大切にしてほしいことをこの場でお伝えしておきます。

 まず1点目は、いかなる勝負においても、絶対に「勝つ」ことをあきらめない人であってほしいということです。 これから皆さんは幾多の勝負に挑むことになります。その勝負に「負けても仕方ない…」、「胸を借りるつもりで…」「いい勝負ができれば…」などの消極的な姿勢で臨んではいけません。 たった1度しかない人生における大切な勝負です。どんなに厳しい状況でも「勝つ」ためにどうあるべきか、何ができるかを徹底的に追求して下さい。 大きな勝負で勝つために、平素の小さな勝負の積み重ねの段階から、常に勝つんだという強い意志を育んでいくことを期待しています。
 続いて2点目は、自己をマネジメントする能力をしっかりと高めてほしいということです。 体調の管理、時間の管理はもちろんのこと、目標に向けて自身のすべきこと、それをいつまでにどのように進めるのか、 物事にどういう姿勢で臨むべきか、その場面でどういう言動をするべきか、といったことについて常にしっかりと考える習慣を育んで下さい。 これから皆さんが目指すステージは、受け身な姿勢では絶対に通用しません。来たる勝負に向けて求められることを、能動的、積極的に考える姿勢を大切にして下さい。 須磨学園ではタイムマネジメントやプロジェクトマネジメントなど独自の取り組みがたくさんあります。これらの機会を存分に活かして自身のマネジメント能力をしっかりと高めて下さい。
 そして3点目は、これが最も大切だと思いますが、他者への「思いやり・感謝」の心を大切にしてほしいということです。 当り前のことですが、人は一人だけでは絶対に生きてはいけません。この世の誰もが、誰かに愛され、誰かに支えられて生きています。 そのことを決して当たり前だと思うことなく、感謝の気持ちを持って、共に生きる人たちに思いやりの気持ちを持つことの大切さを絶対に忘れないで下さい。

 以上3点、いつも「勝つ」ことをあきらめず、常に「考える」ことを怠らず、他者への「思いやり・感謝」を忘れない、皆さんがそんな真の強い人間になってくれることを心から期待しています。 我々は皆さんと出会ったこの奇跡を、絶対に無駄にはしません。 皆さんを全力でサポートしていくことを学年を代表して、ここに固く誓います。これからの学園生活、どうぞよろしくお願い致します。

2014年4月5日 K1学年部長 堀井 雅幸