S2学年部長 挨拶


 S2学年団を代表してご挨拶申し上げます。 新入生のみなさん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。
 中学3年間を過ごしたときと同じ学び舎ではありますが、あなた方は中学生から高校生になります。 高等学校での生活は楽しいことばかりではなく、厳しく辛いことも多くあります。 そこで、私からみなさんに高校3年間を充実したものにするために心掛けてほしいことを話したいと思います。

 1つ目は「何事も最後まで諦めず努力を続ける」ということです。 高等学校では中学校に比べて学習内容の難易度が上がります。 少し勉強しただけでは理解できないことが増えていきます。 また、部活動と勉強との両立が大変になる人も多くなると思います。 しかし、学年目標は「やればできる」。 この言葉をモットーに、決して諦めることなく最後までやり遂げてください。
 2つ目は「感謝の気持ちをもつこと」です。 例えば、試験で満足のいく得点を取ったとします。 確かに学習をしたのは自分自身であり、試験を受けたのも自分自身です。 しかし、その試験を受けるまでの期間に家庭での保護者の方の支えがあり、共に学んでいるクラスメートや授業をしている先生の存在があって初めて高得点を取ることができたのです。 その方々に感謝する気持ちを絶対に持つようにしてください。
 この2つをしっかりと心掛け、高校3年間を過ごしてください。 また、あなた方は2クラス88名という小さい集団から12クラス521名という大集団で過ごす機会が増えていきます。 ある時には仲間として支え合い、そしてある時には良きライバルとして競い合うことで、お互いを高め合い、素晴らしい学年を築きあげましょう。

 最後になりましたが、保護者の皆様、ご子女が本校で充実した3年間を過ごし、大きな目標を達成できるよう、学年団は全力で努力して参ります。 須磨学園中学校での3年間に引き続き、今後も本校の教育方針をご理解の上、ご支援ご協力を賜りますようお願いいたします。

 以上、簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。

2013年4月6日 S2学年部長 山本理貴