K3学年部長 挨拶


 K3学年を代表しまして挨拶申し上げます。高校3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。非常に立派に成長したなと心から感じています。

 保護者の皆さま、ご子息ご子女のご卒業、心からお祝い申し上げます。ご家庭でのサポートがあってこそ、今目の前にいる生徒達の成長があったと確信しております。正直、指導が至らない面が多々あったと思いますが、本当にご家庭でサポートしていただいて、家庭と学校が協力をしてこの生徒達を育ててきたんだなと本当に実感しております。本当にありがとうございました。

 さて生徒諸君、本当にたくさんのことを学んできたと思います。勉強面もそうですし、特に課外活動の面は非常に多くの生徒が部活動に参加し、文化祭や体育祭でそれぞれクラスもしくは持ち場でリーダーができて、一つのことを成し遂げる力を君たちは身に着けてきたと思います。その力というのは、本当にいまのこの時期に経験できることで本当に宝物です。それをしっかり身に着けた状態でこれから先、過ごしてもらいたいと思います。一つのことを成し遂げるときに、君たちのまわりには、本当に分かりあえる仲間であったり先生方であったり、それこそ家庭で支えてくださっている保護者の方であったり、本当にみんなを大事にしたうえで自分自身が立派にここまで成長できたんだなと実感してもらいたいと思います。

 これから先は誰か指導するという感じでもなく、本当に自分自身が考えて自分自身で行動していかないと何もできない時期になります。でもそのときにも、ぜひ周りの同じような考えを持っている人たちであるとか、もしくは、それに気づいていない人たちをしっかり巻き込んで、みんなで一つのことを成し遂げられるような環境を、これから先も自分たちの力でしっかり作って欲しいと思います。

 卒業しましたので、高校生という枠は終わります。高校生として君たちは立派に成長して今日巣立っていきますが、人間としてはまだまだ未熟です。まだまだこれからです。これからの出会いであったり、経験であったり、自分の考えの持ちようであったりで、どのように変わっていくか、どのように成長するかは本当にこれからです。ただそのなかで、高校3年間で得たものをしっかり活かしてもらって大きく成長してもらいたい。立派な人間になってほしいと本当に思います。

 立派になった暁には、もしくは立派になれなくて苦労をしていてどうにもならなくなったときには、また学校に遊びにきてください、いますので。何か困ったなというときには、助言をしたり、話を聞いたりしたいと思います。それは普段通り変わらない出来事として暖かく迎えたいと思います。突っぱねません。何度でも構いません。学校に来て憩いの場になるのであればいいなと思います。ぜひこれから立派に成長してください。

 とりあえず高校3年間お疲れ様でした。


2013年3月2日 学年部長 山本 理貴