保護者代表 挨拶


 新入生の保護者代表として、僭越ではございますが、ご挨拶をのべさせていただきます。

 本日は子どもたちのために、このような盛大な入学式を挙行していただき、ありがとうございます。またご多忙の中、ご来賓の方々にもご臨席賜り、重ねて御礼申し上げます。

 さて、私事ですが、この須磨学園の入学式には、本日が3度目の出席、つまり3人目の入学式ということになります。一人目は8年前、二人目は5年前。
現在、二人ともまだ学生ですが、それぞれが、自分たちのやりたいことを見つけ、日々楽しく充実した毎日を過ごしております。
 今、振り返ってみますと「人生の礎」となるこの高校生活におきまして、尊敬できる先生とめぐりあい、信頼できる友達と出会う中で、須磨学園のモットーである「なりたい自分になる」ために、これまで取り組んできたことが、着実に実現してきているんだなあと感じています。

 「なりたい自分になる」という取り組みは、簡単な様で大変な作業だと思います。子どもたちが、この取り組みの過程で勉強だけでなく、心を磨き、体を鍛え、強い人間に成長してくれることを私たちは願っています。
 大作業には困難がつきまとうものだと思いますが、どうか先生方におかれましては、雨が降っても、風が吹いても、子どもたちが到達点に向かって突き進んでいけますように、大所高所からご指導をいただきますよう心よりお願い申し上げます。

 そして、子供たちが、十年後、二十年後に振り返った時に「須磨学園で学べて本当によかった」と思えれば、大変喜ばしい限りです。
 保護者といたしましては、学園の方針をよく理解し、協力していく中で、子どもたちの成長を見守ってまいります。この3年間どうぞよろしくお願いいたします。

 以上、簡単ではございますが保護者の挨拶とさせていただきます。


2012年4月7日 保護者代表 今井幸美