V2学年を代表いたしましてご挨拶申し上げます。 さて卒業生のみなさん、みなさんは本日をもって本校を卒業します。現代は先が見えにくい時代だと言われていますが、そんな時代を生きていくみなさんにはどんな力が求められるのでしょう?いろいろあるかもしれませんが、私は、「未知の問題に対処する力」だと思います。今後みなさんはこれまで以上に、何が正解かもわからないような問題、正解があるかどうかもわからないような問題に直面することになるでしょう。 そしてそこで大切なのが、以前にも話したことがありますが「常識を疑う確かな力」です。「常識を打ち破る力」と言ってもいいでしょう。みなさんはその基礎を六年間本校で学んだのです。学業はもちろんですが、学業以外でも毎日続けたPMTMや海外研修旅行などから、みなさんはたくさんのことを学びました。本校で学んだことの意味を考え、そしてそれらをさらに進化・発展させていってください。そうした中で「常識を疑う確かな力」は養われ、未知の問題に対処できるようになるでしょう。 いよいよ新たな生活が始まります。不安もあるでしょう。しかし大丈夫です。この6年間を思い出してください。こんなにいろいろなことに取り組んできた高校生はいません。自信をもって新たな一歩を踏み出してください。 これからのみなさんの人生が実り多い幸福なものになりますように、私たちはいつまでもみなさんのことを応援しています。そしていつの日かまたみなさんに会える日を楽しみにしています。がんばってください。卒業本当におめでとう。 2012年3月3日 学年部長 土屋 博文
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