今日はフランスへ渡るのでいつもより少し早めの食事です。食事後はバスでセントパンクラス駅へ。

ユーロスターに乗り込みパリを目指します。途中ドーバー海峡をくぐり、時速３００キロ、２時間半の旅です。

車内で昼食をとり、到着後はバスでベルサイユ宮殿へ向かいます。国王ﾙｲ14世が建設させたバロック様式の壮大な宮殿です。

「ナポレオンの戴冠式」の前でガイドさんのお話を聞きます。ガイドさんの説明はわかりやすく、貴重なお話です。

「鏡の間」です。当時貴重だった平らで大きな鏡を壁一面に貼り詰めた、豪華な舞踏室です。

見学後はトリアノン宮殿の見学です。豪華絢爛な宮殿を見学し、フランス王政の歴史を体感することができました。

次はオルセー美術館の見学です。残念ながら中は撮影禁止。駅舎だった建物が美術館になったため、天井はアーチ型をしています。

ゴッホの自画像を見た生徒からは「油絵の絵の具のでこぼこを間近で見ることができた！」と喜びの報告がありました。

見学後は夕食です。今日のメニューは前菜のエスカルゴ、フランスパン、メインはチキン、デザートはフルーツカクテルです。

エスカルゴ用の特別な食器に苦戦しながらも、おいしくただきました。食事後、ホテルへ向かいます。

最初の訪問地は、シテ島にあるノートルダム寺院です。ガイドさんの説明を聞いて見学します。

見事なバラ窓を観ることができます。 ステンドグラスの青はガラスに鉱物を混ぜて色を出しているそうです。

高さ３２１メートルのエッフェル塔です。みんな思い思いに記念撮影を楽しみます。

次の訪問地はアンバリットです。戦争で功績のある人物が祀られています。

ナポレオンは、セント＝ヘレナ島に流刑され、死後このアンバリッドに墓碑が作られました。

パリにある５つの凱旋門のうち、最も大きく有名なエトワール広場の凱旋門です。

凱旋門の上は風もなく、素晴らしいパリの景色を眺めることができました。

次の訪問先はルーブル美術館。まずは館内のフードコートで昼食をとりました。

出発地点は逆さピラミッドです。ドゥノン翼１階から2階まで、ガイドさんの説明を聞き鑑賞します。

「ミロのヴィーナス」の前で班別行動となり、解散しました。それぞれの班が、計画的に作品を鑑賞します。

「事前学習をしっかりしていたから美術を楽しめた！」という生徒もいました。本物を観ることでしか得られない感動があったと思います。

夕食は、宿泊中のホテルで魚料理です。本日も芸術の都パリを満喫しました。

いよいよ研修3ヶ国目、ドイツへ向かいます。　お土産も増えたようで、手荷物の重さもどんどん増してきます。

次に訪れるドイツはどのような国なのか期待に胸を膨らませます。機内食もすぐに完食してしまいました。

到着後はブランデンブル通りで班ごとに昼食を頂きます。この通りには雑貨屋が多く、特に女子が盛り上がっていました。

昼食後はサンスーシー宮殿を訪れます。宮殿までの庭園の道も、晩秋の枯れの葉が散っていてとても美しいです。

ヨーロッパ３国目で、それぞれの国の街の雰囲気の違いを感じながら旅を続けます。 こちらが夕食の会場です。

本日のメニューはサラダ、ローストポーク、デザートです。野菜も多く、味わいながら頂きました。

夕食後はベルリン大聖堂でのパイプオルガンコンサートへ向かいます。天井の高さに圧倒されながらコンサートの開始を待ちます。

天井の装飾は遠目で見ても美しく、音色と重なって神秘的な雰囲気を出します。 また、サプライズとして須磨学園の校歌も演奏され会場を賑わせました。

バスでブランデンブルク門へ向かう途中、車窓からドイツ連邦議会議事堂を見学しました。

有名なベルリンの壁です。東側から見た写真は彩りも美しくカラフルに色が塗られています。

ルーブル美術館を模倣して作られたペルガモン博物館です。

紀元前の対ガリア戦の勝利を記念してつくられた、ペルガモン祭壇に座ってガイドさんの説明に耳を傾けます。

小アジアの地理歴史を地図を使って大変わかりやすく説明して頂きました。

昼食はレストランで、本場ドイツのソーセージを頂きました。旅行も後半に差しかかりましたが、食欲は衰えません。

午後からはザクセンハウゼン強制収容所を訪れます。ドイツ人ガイドさんに強制収容所の歴史について映像で説明していただきました。

収容所中心にある慰霊碑の前で黙祷を捧げました。もう二度とこのような悲劇が繰り返されないことを心から祈りました。

独房、鉄線、ガス室など、当時の様子を伝える非人道的な資料を前に生徒達も静まりかえっていました。

ドイツで最後の晩餐です。店内はクリスマスムード一色で、キャンドルやオーナメントが施されていました。

朝は4時45分に起床し、朝食はバス内でとります。オーストリアのウィーンに向かいます。約１時間のフライト後、最終訪問地オーストリアに到着。

ウィーン最初の訪問地は世界遺産であるシェーンブルン宮殿です。宮殿とその広大な庭園、世界最古の動物園を含め、すべてがユネスコ世界文化遺産に指定されています。

次の訪問地は楽友ホール。世界で有数の音響機器がそろっていて、ウィーンで一番のオーケストラがコンサートを行います。

オーストリアのカトリックの総本山シュテファン大聖堂を見学。パイプオルガンの心地よい音色が響いていました。

ケルトナー通りを班で行動です。思い思いに昼食です。ユーロを使って最後のお土産購入も満喫します。

歩いてホーフブルグ宮殿を訪れます。館内は、多数のハプスブルク家の品が残されていました。

ホーフブルグ宮殿から徒歩3分ほどの距離にある自然史博物館へ。ハプスブルク家のコレクションが展示されています。

見たこともない石や生き物の化石に、生徒たちは興味津々です。恐竜の骨の展示は動きまでリアルに表現されていました。

研修を終え、ホテルにチェックインしヨーロッパ最後の夕食です。スープ、スズキライス、デザートはココナッツ風味のムースです。

夕食後は、シェーンブルン宮殿でオーケストラコンサートへ。モーツァルトの「トルコ行進曲」やヨハン・シュトラウスの「ラデツキー行進曲」などを鑑賞しました。

時差ぼけは大丈夫ですか？外国の文化、歴史、経済にたくさん触れ、たくさん学び、有意義な旅になったのではないでしょうか。

旅の満足感が感じられる笑顔です。自分が感じたこと・考えたことを胸に深く刻み、それらがこれからの人生をより豊かにするために役立つことを心から願っています。