学校法人 須磨学園
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学 園 カ レ ン ダ ー
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S2ヨーロッパ研修旅行5日目


 11月15日(日)5日目は、ホテルで朝食後、午前中はウィンザー城の見学です。ラウンドタワーの国旗掲揚塔は、到着したときはユニオンジャック(女王様不在)だったのですが、ウィンザー城内の見学後、見上げてみると ロイヤルスタンダード(王室旗)に変わっていました。エリザベス女王がバッキンガム宮殿からウィンザー城へ移動されたようです。昼食後はバッキンガム宮殿の見学をしました。そして、大英博物館で3時間の見学です。夕食は中華街に向かい、中華を食べました。
今夜はロンドン最後の夜。ヨーロッパ研修も3カ国目を終え、明日はいよいよ最後の訪問国、ドイツ・ベルリンへと向かいます。


ヨーロッパ 今日の朝食はタマゴ、ベーコン、ハッシュドポテトなどまさにEnglish breakfastでした。今日の午前中はウィンザー城の見学です。

ヨーロッパ ウィンザー城のラウンドタワーをバックに集合写真。城内は撮影禁止でしたが、騎士の鉄鎧、ミントンの食器などが飾られています。

ヨーロッパ ガイドさんの説明を真剣に聞き入ったり、傭兵さんと一緒に写真を撮ってもらいました。

ヨーロッパ ウィンザー城の前のピースコッド通りのフードコートで昼食を取りました。

ヨーロッパ バッキンガム宮殿の見学をしました。女王が政務をするところです。女王は不在でした。

ヨーロッパ 古代ギリシャの神殿をモデルに建てられた大英博物館。人類の美の原点を見出しているのかもしれません。

ヨーロッパ 3時間の見学ですが、班長を筆頭にしっかりと見学しています。「ほら、あそこ見て!」何が刻まれているのでしょうか?見逃しません!

ヨーロッパ ギリシャの黒絵式の壺。何とも言えない朱色の美しい壺で、狩りや戦いなどの様々な情景が前後に描かれています。

ヨーロッパ 英語の説明にもチャレンジ。「事前学習で知らなかったこととか結構詳しく書いてあって良かった!」とのことでした。 あっという間の3時間!

ヨーロッパ 見学を終え、中華街へ。本日の晩御飯は中華です。「アジア旅行を思い出す~!懐かしい~!」との声。食欲旺盛でした。





S2ヨーロッパ研修旅行6日目


 11月16日(月)6日目は、ロンドンからベルリンへ移動しました。ヒースロー空港からベルリンのテーゲル空港へ移動し、ドイツの歴史を学ぶことが出来る「ストーリー・オブ・ベルリン」を見学しました。 オランダ、パリ、ロンドンでは主に芸術を学び、ベルリンでは歴史を学びます。
夜は、東西分断の近くにあるレストランで夕食をとりました。


ヨーロッパ 今日もしっかり朝食を食べ1日の行程がスタート。その後空港のターミナルまでバスで移動し、ヒースロー空港からベルリンのテーゲル空港ヘ。

ヨーロッパ ドイツの歴史を学ぶ事が出来る「ストーリー・オブ・ベルリン」を見学。地下の核シェルターはとても暗く、簡易の5段ベッドが設置されていました。

ヨーロッパ 冷戦の時代に作られ、約3700人が2週間生活できるそうです。生徒たちは、英語の説明を聞き取ろうと必死でした。

ヨーロッパ 核戦争と放射能の恐怖を学びました。核シェルターを見学した後は、地上の「ストーリー・オブ・ベルリン」を見学。

ヨーロッパ 展示されている内容がとても難しいですが、事前学習で学んだ内容を思い出しガイドブックを参考に見学しました。

ヨーロッパ みんな真剣に見学しています。ベルリンの歴史をたくさん学べたのではないのでしょうか。それぞれが何かを感じとってくれたはずです。

ヨーロッパ 劇的なベルリンの歴史を映像や展示などいろんなメディアを通して紹介されていました。

ヨーロッパ 東西分断近くにあるレストランで夕食。メインディッシュは豚のステーキにドイツ名物ジャーマンポテト。





S2ヨーロッパ研修旅行7日目


 11月17日(火)7日目は、ホテルで朝食をとり、ベルリンの壁を見学。そして「壁の歴史」が刻まれた、チェックポイント・チャーリー「壁博物館」へ。ドイツの歴史を学びました。その後「ペルガモン博物館」の見学。古代建築物がそのまま展示されている壮大な博物館です。
そして、昼食を街中のフードコートでとり、午後はバスで移動です。「バスザクセンハウゼン強制収容所」の見学をしました。多くの人たちが非人道的に扱われ、収容された所です。人間のもつ恐ろしさ、思想の恐ろしさを目の当たりにし、何故こんなことになったのか考えさせられ、今私たちが生きる世界がどれだけ平和で人権が保証されているのかを痛感した、貴重な1時間になりました。
夕食はベルリン市内へ戻りました。そして、夕食後、大聖堂でのパイプオルガンコンサートが最後の行程となりました。 須磨学園の校歌が演奏され、様々な美しい演奏を聴いてホテルへ戻りました。


ヨーロッパ 朝はバイキングです。フルーツもパンもハムもチーズも、どれも美味しそうな匂い。

ヨーロッパ 最初の見学は、壁崩壊後の今もなお、そのままに保存されている「ベルリンの壁」。

ヨーロッパ 30年もの長い間、多くの一般市民の人生が引き裂かれてしまっていたと思うと、やりきれない気持ちになります。

ヨーロッパ 「壁の歴史」が刻まれた、チェックポイント・チャーリー壁博物館へ。米ソがそれぞれのポイントを 構えていた場所が博物館になりました。

ヨーロッパ ブランデンブルグ門へ。東西ベルリン分裂時は、この門の前と後で東ベルリンと西ベルリンに分断され、ベルリンの歴史を見守ってきた凱旋門。

ヨーロッパ 「ペルガモン博物館」。ドイツがギリシャやオリエント地域から持ち帰ってきた古代建築物の宝庫。建物がそのまま入っているため、広い!

ヨーロッパ 見上げているのは古代バビロニアの都を守っていた門です。現在までその美しい姿が残されていることが、まさに驚きですね。

ヨーロッパ 昼食は街の中心のフードコートQuartier205でいただきました。多くののビジネスマンも利用しています。各班、楽しんでいました。

ヨーロッパ 午後は、ベルリンからバスで1時間以上走り、ドイツの悲劇を刻んだバスザクセンハウゼン強制収容所へ。 第2次世界大戦時、多くのユダヤ人、ドイツ人政治犯、何万人もの人々が収容所。

ヨーロッパ 収容力100人の場所に500人もの人々が詰め込まれていたそうです。独房、懲罰棒、鉄線、ガス室、人体実験室など当時の様子を伝える資料に、生徒は静かになっていました。

ヨーロッパ 収容所中心にある慰霊碑の前で黙祷を捧げました。もう二度とこのような悲劇が繰り返されないことを心から願いました。

ヨーロッパ 見学後、再びベルリン市内に戻りました。そしてこの旅行最後になる夕食。みんなの元気な笑顔が一番のごちそうです。

ヨーロッパ 夕食後はとても美しい大聖堂でのパイプオルガンコンサート。はじめに現地の牧師さまから、大聖堂の歴史についてお話を聞きました。 第2次大戦中は、この大聖堂も爆撃に遭い、破壊されてしまったそうです。

ヨーロッパ 須磨学園校歌が演奏され、コンサートが始まりました。お誕生日を迎えた生徒のためのお祝いの曲やバッハのトッカータとフーガなど素晴らしい演奏。 パイプオルガンの深く厚い響きと、温かい光に、心が洗われたひとときでした。





S2ヨーロッパ研修旅行8・9日目


 11月18日(水)19日(木)8・9日目は、最終日。オランダ、フランス、イギリス、ドイツ、4カ国でのすべての研修を終え、日本への帰路につきます。成田空港にて、旅のしめくくりとなる解団式が行われ、伊丹空港18:45に到着しました。


ヨーロッパ ドイツ、テーゲル空港へ向かうバスの中、今日でヨーロッパの町並みともお別れです。

ヨーロッパ テーゲル空港、ヒースロー空港と、テキパキと移動。日本までの道のりも、また長いです。

ヨーロッパ 夕食。皆「米だ、米だ!ぱさぱさしてないよ!」と言っていました。日本の食事が懐かしいですね。 それからすっかり寝てしまい、6時間後に朝食がありました。

ヨーロッパ そして思い思いに旅のしおりをまとめています。日本を離れて過ごしたこの7日間、みんなにとっては、どんな意味をもつ1週間になったのでしょうか?

ヨーロッパ 成田空港にて、旅のしめくくりとなる解団式。お世話になった旅行会社の方のお話の後、学年部長からのお話。

ヨーロッパ 生徒代表挨拶です。4人の組リーダー、10人の班長さん、皆がその仕事を立派に務めてくれました。本当にご苦労さまでした。


ヨーロッパ研修旅行を終えて

<学年部長からのお話>
「この世界一周の研修旅行で、皆は本当にたくさんのことを学んだはず。自己管理、リスク管理、常に一歩先を見通して行動することの大切さ。将来、自分の足で自分の人生を歩むにあたって不可欠なことです。 この研修で得たことを、これからの人生に活かしていってください。 そして、皆さんをこの旅に送り出してくださった、ご両親への感謝の気持ちを決して忘れないでください。」
<引率教員からのお話>
アジア、アメリカ、そしてヨーロッパ。 世界一周研修旅行を終えた生徒たちの目に、今、日本はどのように映っているのでしょうか。 文化、宗教、経済、歴史、産業、そして人々の価値観。日本との様々な相違点・共通点を見出し、 外国を見ることではじめて、日本が、一体どんな国なのかを考えてくれたのではないでしょうか。 そして、これからの「世界の中の日本」を造るのは、まさに今ここにいる生徒たち自身だと思います。 旅を終えた今、もう一度、この世界一周研修旅行を、それぞれに振り返ってもらいたいと思います。 そして、10代の今、自分が感じたこと・考えたことを胸に深く刻み、これからの人生を、より豊かなものにしてもらえることを心から願っています。