学園長訓話


おはようございます。
終業式に際してお話をします。内容は大きく3つあります。
 一つ目は、みなさんウィルスにかからない努力をしてください。つまり風邪にかかってはいけないということです。J1に3人、J2に15人、S1に3人、S2に21人、V1に1人、K1に4人、K2に2人、K3に3人、合計33人の人が風邪にかかりました。しかたがないとは思いますが、風邪にかからない努力をする、ウィルスにかからない努力をするということを、みなさん本気でしていますか?これをしっかりすればかからない、かかりそうな所に行かない、それからマスクをするとか、うがいをするとか、そういうことをしっかりキチンとしてほしいと思います。

 二つ目は、冬休みの間、生活のペースを変えないでほしい、ということをお願いします。1日なまけると回復するのに1日かかります。冬休みは全部で2週間弱ありますから、2週間なまけると戻るのに2週間かかります。ということはどういうことかというと、1月の後半ぐらいまでパーになってしまいます。休みのときは休む、遊ぶというのもあると思いますが、朝、普通の時間に起きて夜は少し早目に寝るというペースで、この冬休みを送ってほしいなと思います。とくに受験を控えている諸君、1日休んだら、回復するのに1日かかるということを忘れないでください。

 三つ目は、学校のお正月は4月ですが、世の中のお正月は1月です。つまり12月は最後の月であります。ということで2009年を迎えるにあたって、2008年のいろんなことを反省して、2009年の計画を立てる。これをタイムマネジメントとプロジェクトマネジメントをしっかり使ってやってほしいと思います。
 それで、タイムマネジメントとプロジェクトマネジメントをするときに、ひとつ、大切なことを言いたいと思います。それは、自分が過去にしてきたことを、自分でほめるということです。「よくやったなぁ、がんばったなぁ、大変だったなぁ、えらいなぁ」という。誰かにほめてもらいたいと思ったって、誰もほめてくれません。誰かにほめてくれっていうのはちょっと恥ずかしいことでもあるし。結局だから、自分で自分をほめるしかないのです。鏡でも見ながら「この1年、本当にがんばった」ということを、自分で自分に言ってみる。自分で自分の頭でもなぜてみる。そうすると、どうなるかというと、元気がでる。自分で自分をほめることによって、元気がでて、さらにもっとがんばろうという気持ちになる。
 ということで、元気になって、いい年といい人生を過ごすことができることを祈ります。これでお話を終わります。


2008年12月22日
須磨学園 学園長 西 和彦