理事長 訓話


 おはようございます。いい夏休みでしたか。 二学期が始まり、定期考査が終われば、また通常の生活に戻ります。

 二学期の学校生活は、行事が多くあります。 なかには、気乗りのしない行事もあるかもしれません。 でも「参加してみると、楽しかった」という経験をした人もいると思います。 これはどんなことについても言えます。 みなさんに言いたいことは、「何事も、まずはやってみる」というです。

 やりたいことがみつからない人は、「目の前にあるやらなければならないこと」を一所懸命やっていただきたい。 やっているうちに、楽しくなってくることもあります。
やりたいことがある人は、「やらなければならないことを早く片付けて」、やりたいことをする時間を確保する工夫をしてください。 何もせずに、だらだらと時を過ごすのは、もったいないことです。

 言われてわからない人たちは、遅かれ早かれ、自分で気づく時がいずれやってきます。 「あの時、もっとやっておけばよかった」と悔いることもまたひとつの有り様ですが、その場合は、二度目は、同じ失敗をしないでください。 大半の大人たちは、そのような後悔をしたことがあるから、みなさんに口をそろえて、 「今、がんばれ。やれる時にやっておけ」と言うのです。

 高校三年生は、とくにこの二学期は進路を決める大切な時期です。 悔いのないように、やれることをがむしゃらにやってください。

 では、みなさんの二学期の健闘を祈ります。


2008年9月1日 理事長 西泰子