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ご卒業おめでとうございます。記念すべき須磨学園中学校1期生の卒業式です。 この3年間、本当に頑張られました。入学以来、初めてのことばかりで、みなさんは一生懸命だったと思います。先生たちも必死でやっていらっしゃいました。みなさんのご健闘に拍手を送ります。 今日は区切りとしての卒業式です。みなさんの義務教育課程はこれで修了いたしました。 4月からの3年間はみなさんの自ら学ぶという意思にかかっています。この3年間がんばれなかった人も、遅すぎることはありません。これから夢中になれるものに向かって努力を積み重ねていってください。 中学1年生の入学式のことを思い返すと、それから比べてみなさんはいろんな意味で大きくなられました。身長がのび、体重が増え、友人が増え、知識が増え、視界が広くなりました。体だけでなく精神も成長しました。その成長は日々の積み重ねの上にあります。 「毎日を楽しく過ごしたい」と私達の誰もが願うことですけれども、しかし、一番大事なこの一番成長する時期にあるみなさんに、私からのお願いをさせてください。楽しいことばかりではなく苦しくても努力を積み重ねていっていただきたい。それをお願いしたいと思います。そのことがもたらす深い満足と喜びを経験していただきたい。そのためにみなさんがこれからも密度の濃い時間をすごしていらっしゃることを願って私の話は終わります。 ２００７年３月２０日 理事長 西泰子 |
