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[ 第34週:11/12~11/18]
 11月12日(日) J2アジア研修旅行 1日目
 11月13日(月) J2アジア研修旅行 2日目
 11月14日(火) J2アジア研修旅行 3日目
 11月15日(水) J2アジア研修旅行 4日目
 11月16日(木) J2アジア研修旅行 5日目
 11月17日(金) J2アジア研修旅行 6日目
 11月18日(土) J2アジア研修旅行 7日目・ビーズ講習会二胡コンサートJ1校外研修



11月12日(日) J2アジア研修旅行 1日目


 12日(日)午前、J2(中2)学年が7泊8日のアジア研修旅行に出発しました。
世界一周研修旅行のパート1として、台北・香港・ベトナム・シンガポール・クアラルンプールのアジア5カ国をめぐります。

【目的】
1 日本はアジアの一員であることの自覚を促し、実際にその他を訪れることによって、日本とアジアの国々のつながりを考察する。
2 アジアの中学生と交流することで、自己の閉鎖性に気づき、より国際的な視野を持てるように努力する。
3 国際社会に通じる態度。マナーを学ぶ。
4 助け合いの精神を学び、実践する。
5 中学生として自主的な態度を身につける。
6 集団行動の規律を遵守する。

【1日目のスケジュール】関西空港~台湾 (台北泊)
■9:00関西空港集合 ⇒ 関空出発~(昼食)~台北着 ⇒ ■故宮博物院見学 →(夕食)→ホテル

出発からホテル到着まで、本当に順調に1日の行程を終えました。
飛行機はちょっと揺れましたが、全員、元気に機内食をいただき、無事台北に着きました。
台北の気温は26度。しかし思ったより暑くなく、快適な気候です。
台湾入国はとてもスムーズで、予定よりも早くに故宮博物館についたため、見学もミュージアムショップでの買い物を選ぶ時間も、たっぷりありました。
夕食の石鍋料理もペロリ! 1日目は元気いっぱいのスタートとなりました。

 
朝9時関西空港に集合。みんな行く先のことを考え薄着なので、ちょっと寒そう。 保護者の方々も大勢お見送りに来ていただきました。「無事に楽しく帰ってくるように!」
 
理事長先生から「須磨学園生としてだけでなく、日本人としても 恥ずかしくない行動を」というお言葉をいただきました。 生徒代表からは「一週間後に、今より大きく成長して帰ってきます!」という挨拶。期待してますよ!
 
荷物を預けるのも、一大イベント。みんな、あわてることなく、スムーズに荷物を預けて出国手続きに向かいます。 いよいよゲートをくぐります。ここまでお見送りいただいた教頭先生たちともお別れ。さあ、出国!行ってきます!
 
飛行機は少し揺れましたが、みんな、騒ぐことなく、しっかり気づいたことをしおりにメモしていました。 昼食は機内食。隣の人が選んだメニューが気になります。ちなみに鳥の煮物と魚のドリアでした。
 
台湾に入国しました。暑くもなく寒くもなく、とても快適!今日の朝、寒かったのが嘘のよう。 バスで一路、故宮博物院へ。バスから見る景色に、日本と同じようなところ、違うところを見つけていました。
 
故宮博物院を見学。すばらしい建物に、まず驚き。世界有数の宝物が展示されています。 元気いっぱいの足取り。時間もいっぱいありますから、ゆっくりと見学してしっかり学んで下さいね。
 
おー!とても背の高い外国人の方と英語でお話。ドイツの方でした。ちゃんと英語は通じたのでしょうか。 みんなおみやげを一生懸命選んでいました。何を買ったの?その扇はおかあさんへのおみやげでしょうか。
 
夕食はホテルの近くのレストランで、石鍋料理をいただきました。「これ、どうやって食べるの?」 みんな食欲旺盛。食べすぎないようにね。湯気の向こうは理事長先生の笑顔。
 
ホテルに到着しました。たくさんの人がロビーにいらっしゃいました。須磨学園生としても日本の中学生としても、恥ずかしくない行動を! 真ん中に大きな吹き抜けがある、とても立派なホテルです。透明なエレベーターに乗って部屋へ。後は就寝!

11月13日(月) J2アジア研修旅行 2日目


【2日目のスケジュール】台湾~香港 (香港泊) ■忠烈祠 ⇒ ■中正紀念堂 →(昼食) ⇒ 台北出発~香港着 →(夕食)→■ビクトリアピーク →ホテル

今日の台北は、少し蒸し暑さを感じます。アジアでのはじめての朝を迎えました。
今日は台北の歴史を学び、アジア経済の要所、香港へと向かいます。
昨日はちょっと緊張ぎみだった生徒たちでしたが、今日は一段と元気。
美味しい中華料理も、もりもり食べていました。
よく学び、よく食べ、よく見た1日でした。

 
朝はホテルのバイキング。とても大きなレストランで、吹き抜けの豪華な雰囲気でした。メニューがとても豊富でした。 「とくにポークが絶品!美味しいよ。」野菜もちゃんと食べていますか?好きなものばかりじゃだめですよ。
 
中烈祠見学。まったく動かない衛兵の前で記念撮影。汗が出ても他の人に拭いてもらうんですよ。すごい! 交代式の行進。つい同じポーズになって歩いています。
 
次は中正紀念堂。とても大きな建物で長い階段。でも、あの階段と坂を毎日登っている須磨学園生のとっては楽々! 蒋介石の像の前で。写真ではよく伝わりませんが、とてもとても大きな像です。撮影している人の首の角度に注目!
 
バスの窓から見た、この台北の風景にもお別れ。次は香港です。 その前に昼食。飲茶料理でした。次々と運ばれてくる温かい料理をペロリ。
 
飛行機を待つ間、午前中に学んだこと、気づいたことをメモしておきます。 一路、香港へ。機内で出た軽食はさすがに残す人が多かったようです。
 
ビクトリアピークから見た香港の夜景。神戸の夜景と比べてどちらがキレイですか? 最後のプログラム、スターフェリーで海から香港の夜を見ました。幻想的な美しさでした。

11月14日(火) J2アジア研修旅行 3日目


【3日目のスケジュール】香港~ベトナム (ホーチミン泊) ■ニューワールドセンターで記念撮影⇒スタンレーマーケットで買い物→(昼食)⇒香港出発~(夕食)~ホーチミン着→ホテル

今日のハイライトはなんといっても、スタンレーマーケットでの買い物です。
買い物といっても、大切なのは「何を買うか」だけでなく、外国のお金を使って、店の人と英語でコミュニケーションをとりながら買い物をするという「体験」が大切です。
みんな夢中で買い物をしていました。
香港を後に、3つめの国ベトナムへ。世界の大都会香港と、バイクが縦横無尽に走るエネルギッシュな街、ホーチミンの、大きな違いを肌で感じていたようです。

 
海の見える公園で記念撮影。ブルースリーの銅像もありました。それを見て興奮したのは、先生の方だったかも。 敷石にはジャッキーチェンの手形もありました。・・・となれば、やっぱり比べてみたくなりますよね。大きい手!
 
スタンレーマーケットで買い物体験。商店街に雑貨や服飾の小さなお店がぎっしりと軒をつらねています。 最初はまず、店の外にならべてあるものを見ています。だんだん、お店の中にはいっていき、最後は夢中!
 
「これ、可愛い」「日本円でいくらだっけ?」「お金ないよぉ」などという声が聞こえてきました。 立派なはんこを買った人も。短い時間で、自分の名前を彫ってもらっていました。ちょっと得意気!!
 
一番人気があった、「花文字」屋さんの前で。花文字を書いてもらっています。なんという字を書いてもらったのでしょうか。 こんな帽子を買った人も。でも街でかぶれるんでしょうかねぇ。ちなみに三つ編みの髪までついていました。
 
香港の空港はとても都会的で美しく、なんといっても広い!出国手続きをしてから搭乗ゲートまではとても遠かったです。 ベトナムに着いたときはもう暗くなっていました。バイクの「群れ」とネオンの街。香港との違いにびっくり!

11月15日(水) J2アジア研修旅行 4日目



【4日目のスケジュール】ベトナム(ホーチミン泊)
■学校交流 →(昼食) ⇒ ■戦争証跡博物館 ⇒ ■統一会堂 ⇒ ■ペンタン市場 →ホテル→(夕食)
とうとうベトナムとの学校交流の日を迎えました。
昨日まで体調を崩していた生徒たちも、元気に朝食会場に集まり、全員で学校交流に参加しました。
今日は、生徒たちにとって今までの4日間で、一番印象的な日となったのではないでしょうか。

午前中の交流会では、ベトナムのエネルギーに圧倒されながら、いつの間にか心から笑っていました。
まさに「ベトナム・マジック」です。
午後からは戦争証跡博物館で戦争の悲惨さにふれ、夕方にはペンタン市場で生活の一部を体験するという、盛りだくさんの1日でした。気温も高く蒸し暑い中でしたので、体調に気をつけながら充実した1日の行程を無事終えました。

 
入場するとき、正門から会場まで二列に並んで、大歓迎してくださいました。 司会はもちろん英語で。もちろんメモなど一切見ません。本当にすばらしい司会でした。
 
まずはベトナムの生徒たちからの発表。なによりも自分たちが楽しみながら、すばらしいパフォーマンスを見せてくれました。 いただいた手旗を振りながら、いつのまにか「ベトナム・マジック」にはまってしまいました。
 
私たちも負けていません。司会は流暢な英語で。もちろん、メモはありません。 一つ目のパフォーマンスは「さくら」の合唱。これで一気に会場は日本ムードに。
 
日本のこと、神戸のこと、学校のことを発表しました。充実した内容を、これも美しい発音の英語で発表しました。見事な発表でした。 ベトナムの人たちに負けない笑顔でダンスを披露。もちろん、大盛り上がり。
 
圧巻はソーラン。女子につづき、男子が踊りを披露。 そのままベトナムの生徒さんの列で踊ります。すごい迫力!見ている方は感動と感激!
 
交流会では外で一緒にゲームをして遊ぶ時間もありました。美しい水色の校舎です。 日本のスイカ割りと同じ遊び方。紐で吊ってある豚のおもちゃをたたいてわります。須磨学園生、お見事!な瞬間。
 
さらに盛り上がったのは、全員で踊るくねくねダンス。くねくね、のりのりで、踊ります。 その間にも自然と交流が始まっていました。ベトナムの帽子をかぶせてもらって、ピース!
 
最後の時間をゆっくり使って、グループに分かれての個別交流。女の子3人に囲まれて、「え、僕のこと、聞きたいの?」 こちらはとても盛り上がっていました。みんな各自雑誌やおもちゃなど、お話をできる「ネタ」を持ってきていました。
 
ベトナム戦争証跡博物館。戦争の酷さ、悲惨さに、ほとんどの生徒が声を失いました。 ギロチンや独房の前では、怖い、と一言だけが聞かれました。
 
最後にペンタン市場で買い物をしました。干した魚や強烈な匂いのドリアン、香草が加わった独特なにおいも体験しました。 市場を出ると、もう、夕暮れ。屋台とすさまじい数のバイクで道がいっぱいになります。

11月16日(木) J2アジア研修旅行 5日目



【5日目のスケジュール】ベトナム~シンガポール (シンガポール泊)
■ ベトナム出発~(昼食)~シンガポール着 ⇒ 文明博物館 ⇒ マーライオン ⇒ (夕食)→ナイトサファリ →ホテル
 本日はベトナムを離れ、4カ国目の国、シンガポールにはいりました。
バイクの喧騒とエネルギーにあふれた風景から、美しいガーデンシティ、シンガポールへ。
その違いを、生徒たちは肌で感じたようです。
シンガポールにはいって、ベトナムより一段と蒸し暑くなりました。到着早々、スコールも降りました。

 
朝食は今日も昨日と同じバイキングです。昨日よりもさらに多くの人が卵の調理を頼んでいました。 昨日のスケジュールが少々ハードであったため、今日は比較的ゆっくりと感じられます。
 
学園長先生から、昨日の学校交流と戦争証跡博物館について、お話がありました。『人と人とが、であって意志を伝えることは、とても大切なことですばらしいことなんだ』ということを再認識しました。 このベトナム戦争でなくなった方々のために黙祷をささげました。とても印象的な朝の始まりとなりました。
 
残ったドンをチャリティボックスへ投函していました。戦争でまだ苦しんでいる人や、これからのベトナムの子供たちのために使われるといいですね。 ベトナムの風景にもお別れです。生徒たちにとっては、強い印象をうけた国になったと思います。
 
こちらはシンガポールです。ベトナムとはまったく違います。この違いを目だけでなく、耳や鼻や五感全部で感じてもらえたと思います。 文明博物館はマーライオンの近くにあり、とても美しい建物でした。映像や演出にとても工夫された博物館でした。シンガポール周辺の地域の民族・歴史についての展示でした。
 
これがマーライオンです。蒸し暑さは変わりませんが、風が気持ちよかったです。 ナイトサファリへの向かうバスの中が、とても静かだったので見てみると・・・ちょっとお疲れだったのでしょうか・・・。
 
ナイトサファリはジャングルの中にいる夜の動物たちを、見るものです。まずは、レストランで夕食、途中もジャングルがあり、ホワイトタイガーの姿にみんな、大喜び!!。 ナイトサファリは絶滅の危機にある動物もいて、なかなか見ごたえのあるものでしたが、フラッシュ撮影が禁止のため、ご紹介することができません。残念!

11月17日(金) J2アジア研修旅行 6日目



【6日目のスケジュール】シンガポール (シンガポール泊)
■学校交流→(昼食) ⇒ ■セントーサ島到着→(夕食) →ホテル

今日は午前中に学校交流、午後にセントソーサ島に行きました。
午前中の学校交流では、2回目ということもあり、話し出すまでの時間が短かったように思います。ベトナムでは、相手の生徒達がとても積極的でしたが、今回のシンガポールでは相手もこちらと同様に、照れたり消極的な人もいました。その分、自分から話し出そうという勇気とオープン・マインドが必要とされます。みんな、ちょっとの勇気で、とても良い経験ができたと思います。
この学校はインターナショナルスクールで、いろんな国から生徒が来ています。周辺の東南アジアはもちろん、中国、韓国遠くはアフリカや南米の人もいます。日本の同じ年の女の子もいました。そうした子どもたちが、世界のトップを目指してここを卒業し、世界の名だたる大学へ進学しているそうです。須磨学園の生徒たちだけでなく、私たち教員にとっても、大きな刺激をうける交流会でした。
午後のセントソーサ島はクラス別行動です。セントソーサ島は、大きなビーチリゾートの中に、テーマ館や水族館、ホテルやレストランが点在するテーマパークのようなところです。日差しが大変暑い1日でしたが、園内をバスで移動しながら、いろいろなアトラクションを楽しみました。
・タワーで町を一望
・テーマ館でシンガポール建国の歴史と文化を学ぶ
・ピンクのイルカショーを見る
・ビーチ沿いのレストランで自由時間(夕食)
・つり橋をわたって、世界最南端の突き当たりを見る。
・世界有数の水と火と映像の噴水ショーを見る。

 
午前中は1階の広いオープンスペースでプレゼンテーションが行なわれました。同じ場所で昼食も食べました。 発表は前回のベトナムとほぼ同様のものです。シンガポールの生徒は3名の歌が披露されました。
 
みなさん、真剣に見て、聞いてくれました。交流相手は高校生。最初見たときは、ずいぶん大きな人たちに見えました。 とくにソーランダンスには、拍手喝采。後の交流会でも話題になりました。法被はプレゼントしました。
 
仲良くなって、交流の時間中、ずっと一緒におしゃべりをしている人もいました。いい友達になれそうです。 言葉よりパフォーマンス!ということで、人気のソーランを踊って交流を盛り上げるグループもありました。
 
昼食もオープンスペースで一緒にいただきました。少しスパイシーで大変美味しいランチでした。 食事を挟んで、ぐっと仲良くなる人もいました。将来の夢についても話をしました。大きな経験となりました。
 
オープンスペース横にあるバスケットコートで。だんだん真剣になってきて、最後はちょっとした試合になりました。 別れの時には、互いに駆け寄って、別れを惜しみメールの交換を約束する姿があちこちで見られました。
 
午後はセントソーサで、楽しい時間を過ごしました。ビーチリゾート公園、という感じのところです。 広い園内なので、バスで移動します。とにかく暑い1日でした。バスは屋上も乗れます。
 
ビーチから歩いてつり橋を渡り、アジア最南端の突き当たりにいきました。 ピンクイルカのショーもみました。めずらしいピンクイルカにさわることもできるそうです。
 
水族館も訪れました。長いチューブの中を動く道がついている水槽もありました。 テーマ館は蝋人形でシンガポールの歴史が説明されています。でもこの人は本とうは人間でした。ビックリ!!
 
噴水のショーは巨大なマーライオンが見える広場で行なわれます。 想像していたよりはるかに本当に幻想的ですばらしかった!




11月18日(土) 高校育友会主催 ビーズ手芸講習会


 例年開催していますビーズ手芸講習会を大好評につき、本年度も高校育友会主催で開催いたしました。
32名の方が参加されました。和やかな雰囲気の中、皆さんは楽しいひとときを過ごされました。

 
先生の御指導の元、和やかな雰囲気で講習会が行われました。 少し難しいところも個別の説明を行い、みなさん揃ってすばらしい作品を完成させておられました。




11月18日(土) 中学育友会主催 二胡コンサート


 中学校育友会主催で、“二胡コンサート”が13時30分より学生会館3階で開催されました。
台湾生まれの魏麗玲(ウェイ・リーリン)さんの二胡演奏に、中島陽子さんがキーボードで伴奏され、素晴らしい演奏をしていただきました。魏麗玲(ウェイ・リーリン)さんは、二胡だけでなく、少しずつ音色の違う二胡の“兄弟”のような楽器もお持ちくださり、中国の有名な曲から日本のヒット曲まで幅広く演奏してくださいました。
ご来場者も90名ほどあり、演奏をお聴きいただきました皆様にとって、本当に癒されたひとときとなったことと存じます。

 
たくさんの保護者の方が、ご来場くださいました。 いよいよ、二胡の演奏がはじまりました。
 
魏麗玲さんより、楽器の紹介もありました。 演奏いただいた、魏麗玲さんと中島さんです

11月18日(土) J2アジア研修旅行 7日目



【7日目のスケジュール】シンガポール~マレーシア (クアラルンプール泊)
■シンガポール・マレー鉄道乗車~(昼食)~クアラルンプール駅 ⇒ ■ブルーモスク  ⇒ ■KLタワー →(夕食) →ホテル
今日のハイライトはマレー鉄道です。シンガポールの都会的な街並から、国境を超え、マレー半島の田舎の風景を見ながらクアラルンプールまで進みます。マレー鉄道乗車中は、ゆっくりと旅を振り返る時間となりました。
今回の研修旅行の最後の夕食を堪能しました。
ブルーモスクは残念ながら入れませんでしたが、その美しい外観をたくさん写真におさめました。夕食はマレー料理のバイキングですが、多種多様な内容で、旅の最後を飾る本当に豪華な食事でした。

 
マレー鉄道のシンガポール駅。天井が高く雰囲気のある駅舎です。まるで映画のシーンのようでした。 ホーム上で出国の手続きをします。とても簡単で速かったです。
 
マレー鉄道が走り出しました。しばらくすると今度はクアラルンプールへの入国の手続きのため、いったん降りることになります。 すぐに国境が見えます。シンガポールとクアラルンプールの国境です。
 
車内での昼食は、日本食のお弁当でした。マレー半島を走っているのではなくて、まるで日本のようです。 小さな駅や家の前もとおります。洗濯物が干してあったり、誰かがゆったりとお話をしていたりします。
 
パームやしの林が見えてきます。緑の豊かな風景が、ずっと続きます。 13の駅をこえます。8時20分出発~15時40分着。約7時間の旅は決して長く感じられませんでした。
 
クアラルンプールではブルーモスクを見学しました。 中にははいれませんでしたが、美しい外観をたくさん写真に撮りました。
 
世界で2番目に高いKLタワーに登りました。地震と台風がないため、高いビルが作られるということです。 幻想的なツインタワー。そういえばマレー鉄道内のテレビでハリーポッターを見ました。そんな雰囲気ですね。
 
メニューはおどろくほどたくさん。選ぶのにも一苦労。すべての料理を見て回るのも大変! 美味しかった!最後の夜を飾るにふさわしい豪華な料理でした。





11月18日(土) J1校外研修(震災学習)


11/18に秋の遠足として、『人と防災未来センター』を見学し、その後、復興した神戸の街並みを見ながら、徒歩で東遊園地を経由してJR神戸駅まで移動しました。

 
午前10時30分、『人と防災未来センター』前に集合です。欠席はなく、全員そろいました。 まずは、「防災未来館」を見学しました。「1.17シアター」では、震災の様子を映像で体感し、そのすさまじさにみな、驚きを隠せない様子でした。
 
そして、館内の展示や実験コーナーを見学しました。非常に短い時間でもっと時間がほしいようでした。 見学後、ガイダンスルームで、語り部さんから震災についてのお話がありました。震災直後の光景が目に浮かんでくるような生々しい話、大変な避難所での生活を人々の団結、一人ひとりの心がけで乗り越えていた話等をしていただいました。
 
生徒は一生懸命メモを取りながら聞いていました。そして、語り部さんから、家庭や地域や学校でもっと避難訓練をやってほしい。1回や2回ではいざ起こったときにできない。準備を怠らないでほしい。とアドバイスがありました。 昼食をはさんで、「ひと未来館」を見学しました。命や心について学びました。ひと未来館では、「葉っぱのフレデイ」の物語を通して、めぐる命について考えました。また、理性は生まれつき備わっているものではない。訓練が必要。理性を訓練するのはちょうど今の時期だということなどを教わりました。

見学後、徒歩で東遊園地へと移動していきます。いつ雨が本降りになるか分からない空模様でしたが、生徒たちは元気いっぱいでどんどん歩いていきます。

 
東遊園地到着後、「1.17希望の灯り」前で、震災で亡くなられた方に黙祷をささげました。 西崎教頭先生からお話があり、生徒代表が、誓いのことばを述べました。

「私たち人間は、自然を制圧しているように感じますが、地震のような自然災害の前では無力であることを感じました。一方で、震災から復興する過程を通して、たくましい人間の生命力と助け合える優しさを知りました。いま、私たちは不自由ない生活をしていますが、便利で快適な生活になればなるほど人間として大切なものを忘れているかも知れません。私たちは、震災で協力しあえた人たちを見習って、どんなに苦しいときも希望を見失わずたくましく生き、たがいに協力し合っていくことをここに誓います。」
最後に、JR神戸駅まで徒歩で移動します。雨は降っていましたが、大降りになる前に全員無事に予定よりも早く、歩ききり予定していた遠足の全日程を終了しました。

今回見学し、また、実際に遭われた方々から話を聞くと、映像では計り知れない多くのことがあったのだとよく分かりました。この震災で得た教訓は、震災がほとんど記憶にない生徒たちもしっかりと理解し、そして彼らがまた、後世に伝えていかなければならないと思います。