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[ 第18週:7/23~7/29 ]
 7月23日(日) 短期留学出発
 7月24日(月) J2サマーキャンプ1日目
 7月25日(火) J2サマーキャンプ2日目
 7月26日(水) J2サマーキャンプ3日目
 7月27日(木) J2サマーキャンプ4日目
 7月28日(金) J2サマーキャンプ5日目
 7月29日(土) 



海外短期留学に出発


7月23日(日)、ニュージーランドに向けて海外短期留学に出発しました。
高校1年生は42名、S1は44名、合計86名が参加しました。
高校1年はオークランドでの研修、S1はウェリントンでの研修となります。

午後3時45分、関西空港に集合。出国手続き後、18時15分のニュージーランド航空98便にて全員が元気に出発しました。
翌24日(月)、クライストチャーチ到着後、高1は国内線でオークランドへ、S1はウェリントンにむけて、2つのグループに分かれます。
オリエンテーションの後、ホストファミリーと対面し、その日から1人ずつのホームステイが始まります。これからほぼ1ヶ月、ニュージーランドの家庭の1員となって過ごすのです。きっと今頃、みんな緊張と期待でいっぱいでしょう。不安で帰りたくなっている生徒もいるかも知れません。その不安も驚きも、何にも変えがたい一瞬一瞬であり、絶対に忘れがたい体験となるはずです!1ヵ月後のみんなの顔を、心から楽しみにしています。

まずは出発の様子と、中学の到着の様子が届きました。便りが着き次第ご紹介したいと思います。

 
関西空港での集合の様子。S1は既にアジア旅行を経験しているためか、余裕の笑顔もちらほらと見られます。気を引き締めて! いよいよゲートに入ります。ここから1ヶ月の挑戦が始まります!いってらっしゃい!見送る方はちょっと胸がいっぱいになりました。
 
早速届いたニュージーランド(24日朝)のS1の写真です。元気そうにウェリントンの地を踏んでいます。 オリエンテーションの様子。一人一人の紹介もありました。緊張した顔も見られますね。





J2北木島サマーキャンプ(1日目)


7月24日(月)からJ2北木島サマーキャンプがはじまりました。24日~28日までの4泊5日、都会から離れて、島の自然と人びとに触れ、自分自身を見直すキャンプです。
行き先は岡山県笠岡市の北木島。昨年S1が初めて島を訪れて以来、暖かい交流が続いています。
「思いやりの心をもって日々生活」を合言葉に、心に残るキャンプであってほしいと思います。


5日間、毎日テーマがあります。24日のテーマは「奉仕とキャンプの日」。 雨が降ったりやんだりの天気でしたが、大雨になることもなく、無事1日の行程を終了しました。

 
朝8時半に板宿集合。神戸から笠岡まではバス移動。バスの中の様子です。生徒のはしゃぎようにJ1の山東の合宿を思い出しました…。 北木島までは、高速艇で30分程度の船旅です。甲板に出て心地よい海風にあたる生徒もいました。天気は曇りでしたが、なかなか快適な船旅でした。
 
北木島上陸!北木島に到着すると北木中学校の生徒が荷物運びを手伝ってくれて、 さらに歓迎の横断幕をつくってくれていました。 小学校にも歓迎の文字が! あまりの歓迎ぶりに生徒も驚いていたようでした。北木島のみなさんの優しい気持ちに感激!
 
小学校に着き、まずグランドで開校式。西崎教頭先生の挨拶と、島の代表として守屋基範さんから歓迎の言葉をいただきました。生徒代表は、様々な経験を大切にしたいと決意を述べました。 昼食後は本日の最初の活動である大掃除をしました。これから5日間お世話になる教室です。それぞれの清掃班に分かれて、教室・更衣室・トイレ・宿泊場所の清掃をおこないました。
 
大掃除の後、テントを設営する予定を変更して、全員で飯ごう炊さんの準備に取りかかりました。それぞれ分担を決めて飯ごう炊さんの開始! メニューはカレーライスとサラダ。山東・引原に次いで三回目となる飯ごう炊さんなので、火のおこし方や、材料の切り分けも手馴れたものです。
 
食べ慣れたカレーも島の空気と一緒に食べると、違った味に感じるようです。みんないい表情。後片付けもしっかり、それぞれが自分のすべきことを見つけて動けるようになりましょう。 夕食後は風呂。待っている間生徒は「一日のまとめ」を作り上げます。一日をどう過ごしたか、どんなことを感じたのか、そしてなすべきことをしっかりとできたのかという観点から、一日を振り返りました。



J2北木島サマーキャンプ(2日目)


7月25日(火)、J2北木島サマーキャンプ2日目。テーマは「海の日」。
天候は相変わらず不安定でしたが、北木島の中学生を交えての3教科の授業、海水浴、さらに底引き網漁体験と盛りだくさんの内容を元気に体験しました。

 
朝。試合を間近にひかえた野球部が朝練していました。いい汗を流していたようです。 6時半から「朝のつどい」。ラジオ体操をして目を覚ます、これがキャンプの基本ですね。
 
朝食は島の方が朝早くから作って下さいました。感謝をもっていただきましょう。 午前中は勉強。いつもの授業にひと工夫されたキャンプオリジナルの授業でした。
 
北木中学校の生徒7人も授業に参加。生徒同士の交流も自然と生まれたようです。 テレビ岡山の取材班も来て、須磨学園と北木中学校の交流を取材していました。
 
昼食の後は待ちに待った海水浴&底引き網漁体験です。漁船に乗るのも初めて! 引っ張り続けて約20分、網が上がりました!漁の成果はどうでしたか?
 
海水浴は小学校のある大浦から山を越えた、下浦でおこないました。 後半は夏の日差しも照りつけ、砂浜は一般の海水浴客で賑わっていました。
 
夕食では浜辺でバーベキューです。鉄板の上でどんどん焼いていきます。 底引き網漁でとった魚や蛸等を焼きました。奪い合うように食べる姿はまるで野生児!
 
今夜女子はテント泊。初めてテントで寝る生徒もいます。どんな話をしているのでしょうか…。 PS.カブトムシを捕まえました!





須磨学園農園の収穫!


須磨学園に畑があるのはご存知ですか?海が一望できる一角、こんなところに畑が?!という場所に須磨農園はあります。
今日は楽しみな収穫です。春4月に植えた苗が、すくすくと育って立派なじゃがいもとかぼちゃになりました。有志の中学生と別府農園長がカンカンと照りつける日差しの下、収穫を行いました。けっこう、美味しいんですよ、須磨農園のかぼちゃとじゃがいも。(私はもういただきました。)残念ながらインターネットでは、みなさんに味はお伝えできません。写真でお楽しみ下さい。


 
じゃがいもがごろごろと。うん、よく育っておいしそうだ。来年はサツマイモも植える? おおっ!このかぼちゃを見て!形も美しく完璧なかぼちゃ!まるで僕たちのよう(?!)





ニュージーランド短期留学 S1第2報


7月26日(水) ニュージーランドのS1から第2報が届きました。
ホームステイではちゃんとホストファミリーとコミュニケーションできているのか?学校では英語だけの授業についていけているのか?ホームシックになっていないか?不安で体調不良に陥っていないか?・・・等々。そんな日本での心配を吹き飛ばす、元気な写真が送られてきました。同行の先生の現地レポートをお届けします。


【現地REPORT】

今日はウェリントン市中央部の散策にでかけました。
国会議事堂見学のあと、ケーブルカーに乗って植物園にでかけ景色の良いところでランチタイムとなりました。そして、ウェリントン市最大のティパパミュージアムを見学して学校に帰ってきました。お天気に恵まれています。

生徒たちは、毎日元気に登校しています。
ホストファミリー宅では自分ひとりが日本人。英語に囲まれた生活にまだ慣れておらず、
「学校来るのがすごく楽しみや~。日本語聞いたらほっとする。」という声が聞かれます。なかには、日本語が恋しくて電子辞書の『広辞苑』をながめている生徒もいるそうで、聞いたときには思わず笑ってしまいました。それでも、圧倒的な英語の量に生徒たちも少しずつ適応し始めています。「日本語で話してるのに、時々英語が混じるわぁ~」とのこと。

学校ではニュージーランドの子どもたちがとても歓迎してくれて「コンニチハ!」と声をかけてくれます。女の子たちは一緒におしゃべりをし、男の子たちは泥まみれになりながらサッカーをしています。昨日の英語の授業は、ニュージーランドの先生が各グループにつき1人ついて教えてくれました。先生に、「Don't speak Japanese here!」と言われると、生徒たちはたちまち静まり返ってしまいました。表情もこわばっています。しかし、先生が授業に工夫を加えて『遠くに座っている自分のペアと大きな声で質問しあう』という練習をしてくれると雰囲気がなごみ、大きな声で英語を話すようになりました。

生徒たちの会話を聞いていると、かなり笑ってしまいます。各自、いろいろなハプニングに見舞われているようで、
「よくわからないからホストファミリーにYes!ばかり言ってたら、ご飯の量が倍になった!」
「『日本でいつも何食べてるの?』と聞かれたから『Rice!』と答えると、家族はみんなミートスパゲティを食べているのに、俺だけご飯の上にミートソースやった!!」などなど…

いろんなことに出会いながらも、少しずつ成長しているのが感じられています。


 
 
 
 
 





J2北木島サマーキャンプ(3日目)


7月26日(水)、J2北木島サマーキャンプ3日目。テーマは「北木島伝統文化体験の日」。
本日は石彫りとマウスパッド製作、さらに北木中学校の生徒との交流会をおこないました。昼食後、鶴田丁場という石切り場を見学。その後石彫りとマウスパッド製作のどちらかに挑戦しました。夕食からは北木島中学校との交流会。今夜は男子がテントで泊まりました。天気にも恵まれ、全員元気いっぱい。食欲の旺盛さには驚かされます。昼食の牛丼のおかわりには行列ができました!よく学びよく遊び、よく食べよく寝た1日でした。

 
朝、野球部と交流会の練習で活気づいていました。テント泊をしていた女子は少し寝不足のような…。 午前中の授業も普段通りしっかり。少しだらけている生徒には先生が容赦なく質問がとびます。
 
石切り場へ。120年経って100メートル以上も掘っている現場です。 ちょうど生徒の目線あたりで日本銀行に使われた石が取られたそうです。
 
石彫り。みんな苦労しながらも丁寧に作業をしていました。真剣そのもの。 ん?何が背水の陣?ともかく素敵な作品が次々と出来上がっていました。
 
マウスパッドの制作は石の裏に自分で好きな絵や文字を書いていきます。 漫画家の南一平先生がいらしており、似顔絵を描いてもらっている生徒もいました。
 
司会の高橋君と中野さんの進行で交流会がはじまりました。 北木島中学校の猪原校長先生の挨拶、西崎教頭先生の挨拶に続いて、お互いの生徒代表がスピーチをしました。
 
挨拶の後、いよいよそれぞれの出し物が披露されました。まず須磨学園男子によるダブルダッチです。 北木中学校の生徒や島の方々も混じって、みんなでダブルダッチを楽しみ、最後に縄をプレゼントしました。
 
次は北木中学校の番です。まずは全員参加のクイズで盛り上がり、続いて中学生がロックソーランを舞いました。 大漁旗をまとったダイナミックな力強いソーラン節に「かっこいい!」という声があちこちから聞かれました。
 
須磨学園も女子の有志が、体育祭で踊ったソーラン節を披露。振り付けもすぐに思い出したようで、元気いっぱい踊ってくれました。 最後に現在授業でしているダンスを披露しました。華やかなダンスに拍手がわきおこってました。
 
 
交流会の後は夕食です。北木中学校の生徒と一緒に、楽しく話をしながらの夕食でした。 すっかり仲良くなった2校の生徒達。美しい島の風景とともに、忘れられない1日となりました。



J2北木島サマーキャンプ(4日目)


7月27日(木)J2北木島サマーキャンプ4日目「挑戦の日」の様子をお伝えします。
来た時の天気が嘘のように、連日快晴が続いています。
午前中は授業。昼食後、白石島に移動して、オリエンテーリングとシーカヤックに挑戦しました。
夕食・風呂後は夏祭り。最後の夜を感謝の気持ちいっぱいに、思いきり楽しみました。



 
青い空にはためくSGの旗。風がとても強く生徒が入っていない軽いテントが飛んでしまうというアクシデントがありました。 朝、今日はラジオ体操の代わりに全員でグランドの草むしりをしました。島の方々がゲートボールなどで使用されています。少しは恩返しできたでしょうか。
 
 
午後は白石島に渡り、オリエンテーリングとシーカヤックに挑戦しました。協会公認のオリエンテーリング・コースがあります。 地図とコンパスを頼りにおこなう、本格的なオリエンテーリングです。寺院や町並み、山の上など様々なチェックポイントを男女5人が力を合わせて巡っていました。
 
 
1人乗りや2人乗りのカヤックに乗り込んで、近くの無人島まで漕いでいき、そこで時間をとって海水浴を満喫したようです。 夏の日差しのもとハプニングなく生徒たちはとても楽しんでいました。陽にやけてたくましくなった野生児たちです。
 
白石島から帰ると、既にお祭の準備がすすんでいました。 夕食・風呂が終わり、ついに夏祭りがはじまりました。
 
お世話になっている守屋さんと、蓬野先生による趣向をこらしたお祭です。 カキ氷をどんどん作って、生徒たちはおいしそうに食べていました。
 
続いてビンゴ大会!守屋さんが笠岡から買ってきて下さった品が贈られました。 今日は高瀬先生の誕生日。突然のプレゼントに「こんなに嬉しい誕生日は生まれて初めて」(感涙)
 
最後に守屋さんへ1組・2組の委員長・副委員長による感謝の言葉。 心からの感謝の思いがいっぱいつまった寄せ書きが手渡されました。



ニュージーランド短期留学 高1からの第1報


お待たせしました! AUCKLANDの高1から頼りが届きました。
同行の先生の写真レポートをお届けします。
高1留学生のうち、14名がTauraroa Area Schoolへ、28名がPompallier Collegeにお世話になります。もちろん、ホームステイでは1家庭に1人。Buddy(ホストファミリー)の方々との出会いの写真もみな笑顔です。
気のせいでしょうか。高校生となると、もう立派な国際人に見えます。
これからの1ヶ月が、何にも変えがたい素晴らしい日々となりますように!


 
“結団式~We are going to NZ! ”
毎日を大切に素晴らしい経験をして下さい。
“お楽しみの…機内食”
往きの機内での夕食です。
 
“ 牧歌的とはまさにこのこと”
NZでまず目にはいった風景でしょうか。
“Let_s transfer to Whangarei by bus! ”
期待と不安。ちょっと緊張の顔も。
 
“初めての…英語でランチを注文できた”
ちゃんとオーダーした物がきたかな?
“Welcoming Party in Tauraroa”
素晴らしい歓迎!マオリの踊りでしょうか。
 
“Pompallier College” “Tauraroa Area School”
 
“どちらが留学生かな?”
笑顔でコミュニケーション。
“もう仲間だぜ!”
すっかり打ち解けた雰囲気!
 
“お、女の子に教えてもらうの?!”
大丈夫かぁ?顔がこわばっているけど...。
“オレに任せろ!”
「よろしくお願いしますぅ」名コンビ誕生?
 
“Buddyと一緒に、ハイ、チーズ☆”
優しそうなファミリー。
“よろしく頼むぜ、相棒!”
堅い友情が芽生えそうな予感。





ニュージーランド便り 7月28日


毎日、ニュージーランドから元気なニュースが届きます。
これから8月20日の帰国まで、随時ニュージーランドの短期留学の様子をお伝えします。

★S1 Wellingtonより★ 7月27~28日

<スポーツ大会>
27日の午後はスポーツ大会がありました。生徒たちは赤、青、黄、緑の4チームにわかれてHoly Cross Schoolの生徒と合同チームをつくりました。バスケットのシューティング対決、イス運び対決、フリスビー投げ対決、ダーツ対決。4つの種目をローテーションして総得点を競います。
 
 

<ティータイム>
こちらでは11時から11時30分までティータイムがあります。英語を使うとお腹がすくのでしょうか。生徒たちは、ランチボックスに入っているクッキーやケーキを食べ、Holy Cross Schoolの生徒たちと遊びまわっています。

<文化交流>
28日の午後は文化交流。2~5人の小グループに分かれて、Holy Cross Schoolのそれぞれのクラスに入り、そこで日本文化の交流を行いました。折り紙で鶴を作ったり、飛行機を作って外で飛ばしたり、紙風船で遊んだり…年下の子達に優しく一生懸命日本文化を伝えようとしている姿は、とても微笑ましかったです。
 
 

今朝、生徒たちが話していたのは、こちらに来てから睡眠時間が長くなったということです。「俺、昨日の晩8時半に寝た!」「俺なんか6時やで~なんか眠なるよなぁ」といった会話が聞こえてきました。また、『帰りのバスを乗り間違えた!』という生徒が2名もいました。それでも、なんとか自分の力で帰り着いて元気に登校しています。

午前中の授業をのぞきに行きました。昨日、授業中に日本語での私語が多くて叱られていたクラスです。今日見に行くと……日本語の私語はグッと減って、一生懸命英語で私語をしていました。先生の質問に、わからなければわからないと意思表示もできるようになりました。

日に日にたくましくなっていくのが感じられます。
たくさん食べてたくさん寝る、とても健康的な生活が送れているようです。

〔現地REPORT: 土居・宮浦〕


★高1 Aucklandより★ 7月27日

<Full Day Trip>

7月27日は両校合同のFull Day Trip。
まずはペーパー・クラフト工房Paper Millの見学を行いました。日本の墨流しをマスターしたNZの方がマーブル模様を写し取るのを見学したり、ギフトリボンの装飾用にするような紙細工を作ったり、和紙漉きと同じ要領で紙をつくる途中で花びらを押し花のようにはさんだ作品を作ったりと、生徒たちはそれぞれにペーパー・クラフトの技術を学んでいました。
次にWhangareiの港ちかくのダウンタウンへ向かいました。1300もの新旧の時計を集めたというthe Clock Museumの見学。時計の多さに驚きつつ、アンティーク時計の解説に生徒たちは耳を傾けていました。
 
Paper Mill 英語の説明はわかった? うまくできました!
 
Hannaさんと一緒に、Well done! The Clock Museum

そして週末に必要となるものを買うために、銀行に両替をしに行きました。そのお金で、文房具を買ったり、NZ名物のHoky Pokyとよばれるキャラメル入りヴァニラアイスアイスクリームを買ったりと、海外での生活に徐々に慣れてきているようです。

適応を感じさせる出来事がひとつ。
カフェの横にあった大型チェスボードを見つけ、ある生徒が「国際試合」を楽しんでいました。腕に覚えがあるようで、途中まで対戦相手を追い詰めていましたが、残念ながらたった一手を損ねてしまい、形勢は逆転。思わぬ形ではありながら、自分の得意なものを海外で披露できたというある種の自信がついたのではないでしょうか。

 
お待ちかねのHoky Poky!! The Intenational Chess Match

自分ができること、自分でしたいことに、すすんで一歩を踏み出す生徒がこれからどんどんでてくるかもしれません。

〔現地REPORT: 森下〕





J2北木島サマーキャンプ(5日目)


今日が最終日。お世話になった方々に「感謝」する日です。

朝一番に、布団を小学校のまわりにあるフェンスに干していきます。
朝食後は大掃除。テントの解体や、更衣室・教室・トイレの清掃を全員でおこないました。班に分かれての清掃後、布団の取り込みと収納を、これも全員で手分けをしておこないました。それぞれが自分のなすべきことをきちんとできていたと思います。生徒の成長が一番感じられた清掃の時間でした。
昼食後、全員でビデオを鑑賞しました。これは岡山放送が25日に撮影に来られ、放送された番組です。その後オリエンテーリングの表彰があり、出発までの残りの時間は各自自由にすごしました。


 
すごい数です。夏の日差しをいっぱいに浴びていました。 テントの解体。テント泊もよい思い出でした。
 
私たちがこの小学校に来たとき、そのきれいさに驚きました。 全員でそれ以上をめざし清掃をおこないました。
 
次々と布団を持ってきてくれる男子。 てきぱきとたたんでいく女子。
 
自分たちの出演に大変盛り上がり。 オリエンテーリング、頑張りました!
 
食事を作ってくれた島の方々へ、黒板に感謝の気持ちを書きました。 メッセージを見ていただきました。大変喜んでいただきました。

閉校式までの自由時間。もうこの小学校にいる時間も少なくって、 生徒たちは最後の時間を思い思いに過ごしていました。
 
 

いよいよ、行程の最後、閉校式がおこなわれました。痛いような日差しの下、グランドに全員が集合しました。
 
西崎教頭挨拶「この経験を忘れないように」 北木島代表の方からのお言葉「第二のふるさとにしてほしい」
 
生徒代表のお礼の言葉「貴重な体験の数々と島の人々のあたたかさを忘れません」 閉校式後、港に移動です。

港では島の方々、交流会で触れ合った北木中学校の生徒が来られていました。
次々と挨拶をして、船に乗り込む生徒たち。名残惜しそうな表情をしてました。 いつまでも、いつまでも港で手を振ってくださる島の方々。生徒たちもそれに応え、 甲板から手を振っていました。 ここまでのお見送りを受けた体験をどれだけの生徒が今まで経験していたのでしょうか? はじめての生徒がほとんどであったはずです。
人の心に触れた、別れの時間であったと思います。
 
 
出港の時、島の方々と学園の生徒が互いに手を振ります。 「さよなら!」「ありがとう!!」という言葉が自然に声になります。


様々な体験、心温まる歓迎、時間の管理、責任感の確認学ぶことはいろいろあったキャンプでした。キャンプで培った「思いやりをもって日々生活」をこれからの生活に生かしてほしいと心から願います。





1学期 終業式


7月29日、一学期の終業式が行われました。素晴らしい青空の下の終業式となりました。
国歌演奏のあと、学園長先生から夏休みを迎えるにあたっての訓辞がありました。

【学園長訓辞】

学園長の西です。

今日のお話は3つあります。

 一つ目ですが、
 1学期を思い返して、みなさん本当にたくさん勉強したと思うのです。それからたくさんスポーツも部活動もしたと思います。そういうことをしてきたそれぞれ自身のタイムマネジメントを振り返りながら、ぜひ、自分で自分を誉めてあげて欲しいのです。
 お父さんやお母さんが誉めてくれる人もいると思いますが、先生に誉めてもらえた人もいるかもしれませんが、それはそれとして、自分でよくやったなあ、ということで誰も見ていないところでもいいですし、みんなの前でもいいから、自分で自分の頭をなでてやってみてください。そうすると、幸せな気持ちになって、リラックスするような気持ちになると思うのです。自分で自分のことを誉めるということを毎日している人はいないと思いますが、まずそれをぜひ今でも、今日の夜でもしてみてください。

 二つ目ですが、
 夏休みの計画をタイムマネジメントとプロジェクトマネジメントで立ててみてください。先週のタイムマネジメントの時間に既に立てた人もいるかもしれませんが、もう1回振り返って、2つのことに気をつけて欲しいと思います。
 まず、みなさんの勉強している科目の中で、みなさんが嫌いでもなくて、不得意でもなくて「普通」の科目があると思うのです。その普通の科目をひとつを選んで、この夏休みの間に是非それを得意な科目にして欲しいのです。
 それから、皆さんの嫌いな、不得意な科目を一つだけでいいから、普通にして欲しいのです。この1ヶ月を上手に使えば必ず出来ると思います。そして、もし、それが出来れば、夏休みの最後の3日間でいいので、その「普通」になった科目を「得意」科目にするようなラストスパートが出来ればいいですね。

 三つ目ですが、
 夏休みの計画をタイムマネジメントとプロジェクトマネジメントで考えるときに、勉強だけでなく、遊ぶこともプロジェクトマネジメントとタイムマネジメントを使って考えてみて欲しいのです。そうすると遊びも3倍から5倍ぐらい沢山楽しむことができると思います。
 何でもかんでも、計画計画で縛られるのはいやだと思う諸君もいると思います。計画を立てずにブラリと過ごすのがいいと言う人もいるでしょう。昔、僕も無計画の夏休みを過ごしてみようとやってみたことがありました。旅行道具だけもって、朝早く、空港にいって、空港でどこに行こうか決めてみようと考えて、いったことがありました。そうしたら空港では、全て満席で、どの飛行機にも乗れずに、がっかりして夕方、家に帰ったことがありました。航空会社にせめて予約だけでもして、どれに乗るのを決めるのは空港でやればよかったのでした。

 よく勉強して、よく遊んで、2学期の始業式でまたお会いしましょう。
 いい夏休みを、安全に過ごして下さい。

 
まさに夏!青い空にもくもくとした白い雲が浮かぶ、まぶしい1日でした。 終業式は各教室にて放送で行われました。各教室でも姿勢を正して礼。
 
学園長訓辞 校歌斉唱
 
大掃除。いつもは箒で掃くだけですが、床を雑巾でピカピカに磨く生徒もいました。 照りつける太陽の下、楽しそうに下校。
はしゃぎすぎないように。気を引き締めて!