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[ 第13週:6/18~6/24 ]
 6月18日(日) 文化祭
 6月19日(月)
 6月20日(火)
 6月21日(水) 高3広島平和学習 平和講話
 6月22日(木) 
 6月23日(金) 高3広島平和学習 研修旅行
 6月24日(土) 中学オープンスクール



文化祭


6月18日(日)、文化祭が開催されました。
朝はまだ雨が降り出しそうな空。「晴れて!」というみんなの願いが届いたのでしょうか。昼過ぎには日差しもさす明るい1日となりました。
ご来校下さった皆様、本当にありがとうございました。楽しんで頂けましたでしょうか。

今年のテーマ「知的なお祭り ~知的好奇心の発現~」にふさわしく、見ごたえのある研究発表がたくさんありました。
展示物や壁一面に張り出された模造紙の一文字一文字からは、時間をかけて考えた努力が感じられましたし、みごとに飾り付けられたお店では、来場者に楽しんでもらおうと色々と工夫がこらされていました。ステージでは昨日に引き続き熱演が披露され、その裏では汗だくになって舞台を作る実行委員の人たちがいました。育友会の方々は、朝からパンやジュースの販売、バザーなど、大変なお仕事を笑顔でされておられました。
来校者の方々も、本当に熱心にひとつひとつの展示を手にとって見たり、成果発表を静かに聞き入ったりしてくださいました。

ひとりひとりの力と想いが集結した、素晴らしい文化祭でした。

たくさんの写真になりますが、これでも全部は紹介しきれません。
ステージの様子は「校内文化祭」をご覧下さい。

少しでも楽しくて、熱気ある雰囲気が伝わればと思います。

 
9時半の開場と同時に続々と来校者の方が。開場前、正門が開くまでに階段の下まで列ができていたそうです。スゴイ!今年の来校者は昨年よりも500人多い1900人でした。 渡り廊下で育友会の方が調理パンとジュースを販売されました。朝からすごい人気。料理研究部の発表もありました。

 
新館(高校)からご紹介しましょう。高2は各自がテーマを決めた研究発表。内容はどれも個性的で千差万別。シェイクスピアから変化球の原理、神戸空港について…等々 研究発表を囲んで。「へぇー、こんなの調べたんだ」「大変やったんよ」日頃知らない友達の再発見ができました。

 
四足のロボットを作成した人も。他にも、新鮮組について、水素エンジンの研究、山内一豊について…本当に千差万別。発表の数だけテーマがありました。 小学生の来校者でしょうか。高校生のクラス展示の前で「ねぇ、これ何?」「えっと、この教室は…」。ちょっと難しかったかな。

 
2階は高3によるゲームや食べ物販売のお店がたくさん出ました。人気のダーツゲームに子どもたちが集まりました。 FBIと題した謎の展示。実はこの学校内のどこかにいる目印の生徒を探すユニークなゲーム企画です。キャンディレイを付けた人を見つけるのかしら・・・。

 
コンピューター部では、BINGOカードと試遊可能のゲーム展示。「ちょっと、僕にもやらせてよ」「うん、もうすぐ…」ここも大盛況。須磨学園らしい発表でした。 理科研究部ではガラス作りのほか実験や発表を行いました。ここも小学生がいっぱい。優しいお兄さんぶりを見せた理科研究部員でした。

 
高校生徒会の発表。グローバルスタンダードについての意識調査を行いました。須磨学園の生徒にアンケートをとった結果を発表します。ちょっと誇らしげ。 廊下はいっぱいの人で溢れました。「僕たちのクラスに来てください!」プラカードをもって歩く人。なかなか、いいアイデアですね。

 
理事長先生も金券をもってクラスに。何を買われるのでしょうか?ここはアイスを販売するお店です。 買われたのは、なんと「smile」。どうですか?私たちのスマイル!

 
なんといっても人気だったのは、1階の食べ物のお店。この人!人!焼きそば、蛸なしたこ焼き。ワッフル、フランクフルト、ゼリー、クッキー…。 ちなみに裏では、この忙しさ!「次、キムチとモチ、12時にあがるよ!」蛸の替わりにキムチとモチがはいった、たこ焼きが大人気。(私は食べられませんでした…)

 
美味しそうに焼きそばを食べる他校の生徒さんです。「須磨学園はどうですか?」「美味しい!」 人気者の「たこなしマントマン」。顔を覗かせたところを、パチリ。

 
今年は育友会のバザーも開かれました。この大盛況!!!学生会館3階にいっぱいの人でした。 中庭の様子です。ちょっとお疲れ気味? 本当に晴れてよかったです。

 
本館の展示をご紹介します。茶道部。大きな赤い傘に生け花。そして静かにお茶をたてる浴衣の生徒。ここだけは空間が違うようでした。 美術部の展示です。1枚1枚が力のこもった作品でした。日頃静かな活動をしている美術部。今日は実力を見せてくれました。

 
J2、S1も個別研究の発表です。とにかく、とてもしっかりした発表に驚きました。充実した内容であることは、見学者のご様子を見ていただければ! こんなに楽しそうに発表を見てもらえると、こちらも嬉しくなってしまいます。ありがとう。今日は小学生が多かったようです。

 
個人研究のリモコンロボットを使って遊ぶ小学生。中学生になれば(須磨学園にはいってね!)、こんなリモコンも自分で作れるんですよ! 中学1年は長崎研修旅行で学習したことを発表しました。パワーポイントを使って、平和について、自分たちは何が出来るか、しっかりと発表しました。立派でしたよ。

 
中学生徒会では「ネットって危険?便利?」というテーマでディベートに挑戦しました。自由派と規制派にわかれて議論を戦わせます。自分たちだけでなく、規制派に兵庫県警サイバーパトロールの方、自由派に神戸新聞のメディア部の方に加わって頂きました。 大人の方に囲まれながらも、自分の意見を言うのは大変だったようです。でも、しっかりと意見が述べられました。会場の大人の方からも(理事長先生からも)たくさんの発言を頂き、後半はたいへん盛り上がりました。



6月19日(月) 新聞掲載

 文化祭で行われた、中学生徒会主催の討論会「ネットって危険?便利?」が新聞にとりあげられました。 神戸新聞の記事を紹介します。記事では、生徒会が実施したアンケートの結果や、「さまざまな犯罪に巻き込まれる可能性がある」「一部の有害サイトのために、知る権利を奪ってはいけない」などの、議論もとりあげられています。
しっかりと準備した発表の成果が、このように新聞記事となりました。ぜひ、ご一読ください。




平和講話


高3広島平和学習研修の事前学習として、広島平和文化センターの竹岡智佐子さんより、被爆の体験をお聞きしました。
竹岡さんは17歳のとき、広島で被爆されたそうです。「原爆投下の瞬間は、何がおこったか分からなかった…もちろん「原爆」などという言葉すら知らなかった…ただ世界が一変して死の海になっていた」…原爆投下直後の悲惨な様子がたんたんと語られ、会場となった武道館全体がシンとして聞き入りました。
今週金曜日、その広島に行きます。竹岡さんの「何で戦争なんかあったんだろう、と何度も何度も思った」という言葉を胸に刻んで、戦争の悲惨さを知り、平和の大切さについて、より深く学んできてほしいと思います。


 
1時間にわたって、竹岡さんは辛い体験をたんたんと語って下さいました。 お話される竹岡さんをじっと見つめながら、、生徒全員が真剣にお話に聞き入りました。




高3 広島平和学習研修旅行


6月23日(金)、高3が広島平和学習の研修旅行に行きました。 この研修旅行は、単なる思い出づくりの1日ではありません。21日に被爆体験の平和講話を聞きました。高3全員が祈りをこめて1人3羽づつの鶴を折り、千羽鶴を作りました。 今日は被爆地広島を自分の目で確かめ、平和についての見識を深める1日です。

心配されていた雨も降らず、時間通り無事、8:52発の新幹線で新神戸駅を出発。 広島駅に到着後、午後まで班別の自由行動となりました。14:15平和記念公園で集合。セレモニーのあと、平和記念資料館を見学。16:40分広島発の新幹線で帰神しました。

21日にお聞きした平岡さんの被爆体験のお話が、しっかりと心に残っていたようです。班別の自由行動でも、原爆の爪あとを巡りながら、碑や風景に静かに見入っていました。セレモニーでは、死没者の冥福を祈り平和への願いをこめて、ひとりひとりが献花をしました。花の捧げ方、黙礼の様子から、心をこめて冥福を祈っていることが伝わってきました。
高校3年間の最後の研修旅行であり、平和を学ぶという大変重要なテーマをもった研修旅行、ひとりひとりがその目的と意義を理解し、心に残る旅行になりました。楽しく、思い出深く、そして意味深い、素晴らしい1日でした。


 
新神戸駅に集合。最高学年として、下級生のお手本になるような、みごとな規律行動とマナーでした。 移動は新幹線で。1時間余の移動。あちこちで、みんな楽しそうに写真を撮っていました。
 
お昼は自由行動。広島名物のお好み焼きに人気が集中したようです。お好み焼き街のカウンターは、須磨学園の生徒で溢れました。 う~ん、美味しそうですね。楽しそうですね。そろそろ焼きあがったところでしょうか。
 
立ち止まって原爆ドームを見つめる生徒達。自由行動では、ほとんどの生徒が原爆ドームを訪れました。 爆心地の碑の前で。碑にかかれた文章の、一文字一文字を、しっかりと読んでいました。
 
平和記念公園の死没者慰霊碑で、セレモニーを行いました。1人づつ全員が1本づつの献花を行いました。 深々と黙礼する生徒。心から冥福を祈る気持ちが表れていました。とても印象的でした。
 
旅行企画委員が代表して、全員で折った千羽鶴を原爆の子の像に奉納しました。 原爆資料館も全員が熱心に見学。全ての行程で、生徒は本当に真剣に真摯に見学し、平和について考えました。







中学オープンスクール


24日(土)、中学受験を考えておられる保護者の方々に対しての、オープンスクールが開かれました。天気にも恵まれ約200名のご参加をいただきました。本当にありがとうございました。
まず武道館で約1時間の説明会を行いました。西泰子理事長先生の挨拶につづき、西和彦学園長先生から特色のある学習システムや教科についての説明がありました。あちこちでメモをとられる保護者の方もおられ、熱心な説明会となりました。つぎに中学を担当している松野先生から、入学後の学力の伸びなどについてデータを使った報告があり、最後に生徒による学校説明がありました。とても正直な生徒の説明に、思わず会場にも笑いがこぼれました。今日はたくさんの小学生の参加者もいましたが、みなさん大変お行儀よく、1時間の間全員が静かに聴いてくださいました。
その後の見学会では、景色の良い武道館からスタートし、50mプールや理科室、マルチメディア室など色々な教室や施設を見学いただきました。最後に中学の実際の授業も見学いただきました。個別にご質問がある方については、終了後、相談も受け付けました。

ご来校された方の、須磨学園の印象は如何でしたでしょうか?
飾らないいつもの須磨学園を見て頂けたと思います。

オープンスクールは7月22日にも計画されています。暑くて、坂を登ってこられるのは大変かもしれませんが、百聞は一見にしかずと申します。ぜひこうした機会に、いつもの須磨学園の雰囲気や生徒達の笑顔、授業の内容などを見ていただきたいと思います。


 
汗ばむ陽気の中、坂を登って多くの保護者の方々においでいただきました。本当にありがとうございます。 理事長先生自身の子育てのエピソードを加えながらのお話を、みなさん共感をもって聞かれておられました。
 
学園長先生の説明は約30分間。もりだくさんの内容でしたが、わかりやすく楽しいお話に熱心に耳を傾けていただきました。 学園長先生の説明を、ひざの上でメモをとりながら聞かれる参加者の方がたくさんおられました。
 
松野先生のお話は、グラフによる学力の伸びの報告です。ぐんぐん伸びる学力のグラフをみなさん興味深く見入っておられました。 行事、先生、過ごし方などについて、生徒自身が作成したパワーポイントを使って説明しました。
 
見学会では実際の授業を見ていただきました。たくさんの見学者にも気をとられることなく、生徒たちは授業に集中していたようです。 終了後の個別相談には理事長、学園長のほか、中学を担当している教員等がお答えしました。たくさんの相談がありました。