保護者代表挨拶

木の芽吹く暖かな空気に包まれ、待ちに待った入学式です。まだまだ幼かった子供と中学受験という大事業を、色々な方々のお力添えを頂きながら乗り越え、今日というこの日を迎えることが出来ました。受験に関わって下さった皆様に、万感を込めて御礼申し上げます。

 「中学受験は親子二人三脚の受験!」と言うことを耳にしたことがあります。須磨学園におかれましては学校、子ども、家庭、三者一体の大学受験を目指して下さり、生徒達のために時間と労力を惜しまず、学業その他の全てのことにおいて、一人一人に愛情を持ってご指導下さいます。その分、家庭が果たさなければいけない役割を一所懸命果たしていかなければと、身の引き締まる思いです。生活面においても学習面においても、子供の背中を後押しできるようしっかり見つめ、未熟な親ですが子供と友に成長していく毎日を送りたいと思います。

 さて、これから始まる「成りたい自分になるための学校生活」、今、新しい制服を身につけ、この場に座っている姿は緊張の中にも堂々とした感があり、小学卒業の日とは違う子どもに驚いています。六年間の長いようで短い須磨学園での生活を余すことなく存分に有効に使って未来の自分の姿を思い描きながら前に進んでくれると思います。

 須磨学園の皆様、八十四人の子ども達を重ね重ねどうぞ宜しくお願いいたします。これをもちまして、ご挨拶と致します。
2006年4月8日保護者代表 堤 慶子