保護者代表謝辞

脇田千里


本日はお忙しい中お越し下さいましたご来賓の皆様をはじめとしてたくさんの皆様に見守っていただく中、立派な卒業式を挙げさせていただくことが、とても幸せに思っております。心よりお礼を申し上げます。

美しい桜を見ながら、これから始まる高校生活への期待と不安を胸に親子でワクワクしながら坂道を登った日からもう三年の月日が過ぎていきました。恵まれた環境の中、学業に、クラブ活動に、そして、いろいろな行事を通して生徒一人ひとりが、のびのびと輝いた高校生活を送れましたのは、理事長先生をはじめ諸先生方のおかげです。有難うございました。
思春期の一番難しい年頃の子ども達と接するのは親でさえ戸惑うことが多い中、先生方のご苦労は計り知れないものがあったと思います。時に優しく、また厳しく叱咤激励し、根気強く子ども達と接し、愛情深く導いて下さった先生方を子ども達は忘れることないでしょう。
私は娘を通しての学校生活しかわかりませんが、クラブ活動に励む娘に、いろいろな先生方が試合前に声を掛けてくださったり、遠くまで応援に来てくださったり、故障した時には励ましてくださったりとかかわっていただき、いつも温かい先生方に見守られているという安心感がありました。「タイムマシンで入学前に戻っても、やっぱり須磨学園を選ぶよ」と話す娘が眩しく、羨ましいと思います。

この三年間の思い出は皆一人ひとり違うとは思いますが、先生方への尽くせない感謝の気持ちは子ども達保護者一同変わりありません。本当に有難うございました。
本日巣立っていく卒業生ではありますが、これからも迷った時、悩んだ時、先生のもとに参りましたら、どうか手を差し伸べていただけますよう、よろしくお願いいたします。
最後にご来賓の皆様と理事長先生、学園長先生をはじめ諸先生方の益々のご健勝と須磨学園の更なる発展を心よりお祈りいたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。
以上