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[ 第17週:7/17~7/23 ]
 7月17日(日)
 7月18日(月) 海の日
 7月19日(火) 特別授業/J2サマーキャンプ
 7月20日(水) 特別授業/J2サマーキャンプ
 7月21日(木) 特別授業/J2サマーキャンプ
 7月22日(金) 特別授業/J2サマーキャンプ
 7月23日(土) J2サマーキャンプ


7月17日(日) 全国高等学校野球選手権大会兵庫大会

悲願の1勝ならず!!

 今年も高校球児たちの暑い夏がやってきました。過去4年間、あと一歩のところで1勝を逃してきた兵庫大会の初戦。今年も多くの応援団に見守られての試合となりました。朝方まで激しい雨が降っていましたが、午前10時の試合開始にはほぼ雨も上がり、まずまずのコンディションの中で試合は始まりました。

 対戦相手は、1回戦で県立西宮高校に逆転勝ちし勢いに乗る尼崎東高校。同校の先攻でいよいよ試合開始。本校のピッチャーは柴本君。1回表、先頭打者を三振にとると、続く2人もサードファールフライ、センターフライに打ち取り、上々の立ち上がり。2回も無難に3人で討ち取りました。3回に初安打を許しましたが、続く打者をダブルプレーで無得点に抑えました。

 4回表、ノーアウトでセンター前ヒットを許し、送りバントでワンアウト2塁。続く2人にデッドボール、ファーボールで満塁に。この試合最大のピンチ。この後押し出しで1点を相手に与えました。「まだ1点。ここでふんばれ!」応援席からも大きな激励の声が飛んでいました。しかし次の打者に走者一掃の2ベースを打たれ、3点追加で4対0とリードを許しました。

 本校は5回までヒットは出ましたが得点にはつながりませんでした。6回、先頭打者、東君のファーボールを足がかりに2アウト2塁から3番杣君のセンター前ヒットで1点を返しました。7回にもチャンスがあり反撃ムードが盛り上がってきました。そして8回表、1番東君がセンターオーバーの大飛球を打ち、それがランニングホームランとなり、その差3点まで追い上げてきました。応援席のムードも最高潮に達しました。しかし結局試合は5対2で敗れ、初勝利とはなりませんでした。

 兵庫大会に初出場して5年目、初出場の時は応援しているこちらも、ヒヤヒヤ・ドキドキでしたが、チームの力は確実についてきていると感じました。初勝利は後輩たちに託すことになります。新たなメンバーでまた明日から来年の夏に向けての戦いが始まります。ひたむきで、最後まであきらめないプレーに感動と勇気を与えてくれた選手たちに感謝したいと思います。選手のみなさん本当にありがとう。

 
試合前のあいさつ。 緊張の一瞬です。 サイレンが鳴り響き、試合開始です。
 
中学の野球部員も高校生と一緒に応援しました。 選手たちに負けずと、ブラバン・チアリーディングもがんばりました。
 
途中まで5対0と苦しい試合展開になりました。 ホームランを打った東君の打席。
 
これはヒットになったか。 今回は豊岡こうのとりスタジアムです。野球部のOBも遠路応援に駆けつけてくれました。
 
試合後のあいさつ。最後まできびきびと。 来年こそ、ここで校歌を歌いたい。
応援席へのあいさつ。よくがんばりました。



7月19日(火)~23日(土) J2サマーキャンプ

 中学校2年生が、サマーキャンプに出掛けました。
 宿泊地は、岡山県笠岡市北木島です。笠岡の南に位置し、沖から約10km程度の場所に位置します。笠岡港からフェリーで約1時間の旅。ここで、4泊5日間、過ごさせていただきました。
 廃校になっている北木小学校と離島センターを活動拠点として、自然の中での活動です。お天気に恵まれ、連日の晴天。もちろん、野外活動だけでなく、午前中の涼しい間は、教室で特別講座を行いました。
 1日目は、午前中が移動。午後に到着してから開校式。そして、底引き網を体験です。実際に、漁をする漁船に乗るのは初めての生徒ばかり。ふつうは朝に引く網のため、大漁とまではいきませんでしたが、大きな魚も何匹かはいっていてビックリでした。海水浴を楽しんでから、飯ごう炊さん。夕食は、皆でカレーライスづくり。このほか、昼間に獲った新鮮な魚をバーベキューやお刺身でいただきました。
 2日目は、午後から、各班に別れて郷土の名産物の作成作業に挑戦です。ここ北木島は、石の島としてかなり有名です。採掘される石は「北木石」 と呼ばれブランド物。大坂城の石垣や靖国神社の鳥居にも使われました。この石切場を見学させていただいた後、表札などのプレートを作らせていただいたり、石製のマウスパッドを作らせていただいたりもしました。また、ここは、流し雛も有名です。旧暦の3月3日に大浦海岸で行われる伝統行事で、女性の厄除けと言われています。このお雛様の制作に挑戦しました。宵には、北木中学校の生徒との交流で、夕焼けコンサートを開催。それぞれの学校で、音楽の演奏や合唱等を披露しました。
 3日目は、お隣の白石島でシーカヤックとオリエンテーリングです。海と陸で、大いに汗をかきました。両方とも初体験とあって、皆、悪戦苦闘。とっても疲れたのでは?
 4日目は、飛島(ひしま)と六島(むしま)に分かれての活動です。飛島組は、うどん打ちと奉仕活動。六島組はSGマークをかたどった球根植栽と木のコースター作りでした。その後は、合流して、最後の夜を打ち上げ花火で楽しみました。
 最終日は、朝から掃除。お世話になった離島センターと小学校をきれいにして、島をお別れしました。
 とっても、楽しかった5日間。たくさんの思い出を胸に、神戸へと戻りました。
 北木島の皆さん、本当にありがとうございました。

北木島で廃校になっている北木小学校にて開校式です。
 
石切り場を見学しました。ここの石は花崗岩。靖国神社の大鳥居に使われたり、大阪城の石垣に使われたりしているそうです。 何トンもの重さのある石をクレーンで引き上げ、近くの石切り場で、職人さんたちが加工していきます。
 
千代紙細工です。 手先を器用して黙々とがんばっていました。おてもとの飾りを  作りました。とてもかわいらしくできました。完成!!
 
夕焼けコンサートのオープニング。吹奏楽部の演奏でコンサートが始まりました。 海に沈む夕日をみんなで見ながら、一日をしめくくりました。涼しい浜風が吹いていました。
海水浴場に来ました!暑い日に海は最高です。
 
生まれて初めてのシーカヤック体験。講習に熱心に聞き入ります。さぁ、いよいよ海へ。うまく漕げるかな? 初めて経験する子供たちが多いのに、みんな上手です!!
 
シーカヤックの後は、オリエンテーリング。この地図を片手に目的地まで班のみんなで歩きました。 地図を読みなれて いないこともあって、目的地になかなかたどり着けないという班もありました。
 
4日目は飛島での活動でした。飛島小学校で自分たちのお昼のうどんを打ちました。弾力があってなかなか伸びませんでした。 しっかり伸ばしたうどんを切っています。初めてなので細さがバラバラでした。自分たちで打ったうどんは格別です。
 
おなかいっぱいになった後は、小学校の裏山の草むしりです。 鎌で上手に草を刈っていました。
 
六島で活動していた生徒達と合流。 スイセンの球根を植えました。この花が咲いたときには、大きなSGマークが現れます。誰のアイディア?奉仕活動も暑い中でしたが、みんなで協力してがんばりました。
 
夕日も沈んで、キャンプ最終日を迎えました。島の方々に感謝の言葉をクラス代表者が話しました。 島の方々と一緒に花火を楽しみました。私たちのために、こんな大きな打ち上げ花火を用意してくださって、とっても感激しました。
 
お世話になった離島センターと小学校をきれいに掃除した後は、閉校式です。みんな、大きな思い出になったかな? 別れを惜しんで、お互いに見えなくなるまで手をふっていました。また、会えるときが来るのを楽しみにしています。北木島のみなさん、お世話になりました。本当にありがとうございました。



7月21日(木) J2サマーキャンプ新聞掲載

 中学校2年生のサマーキャンプの様子を、地元紙が取り上げて下さいました。


7月21日(木) 山陽新聞

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