保護者代表挨拶

 本日このようなすばらしい入学式を行っていただきましたことに対し、新入生79名の生徒の保護者を代表して心よりお礼申し上げます。
 また、多くの先輩方もいらっしゃる中、不肖私に保護者代表の挨拶という大役がまわってまいりました。行き届きませんが、あくまでも保護者の一人としての気持ちを述べさせていただきます。
 いま、子供たちは真新しい制服に身を包み、喜びと期待に大きく胸を膨らませ、今日から始まる新しい中学校生活に思いを馳せていることでしょう。
 昨年、秋も深まった11月、初めてこの須磨学園中学を訪れ、説明会に参加させていただきました。
その時の熱意と意欲に満ちたお話しに深い感銘を受けました。
「結果に対し、最後まで責任を持つ」という教育に対する情熱、理念に基づいた指導方針。
そして何よりも心に残りましたのは、「家庭で大事に育てられた子供たち」をお預かりしたい。というお言葉でした。
 この心ある気持ちのこもったお言葉に「人間として子供たちの個性を尊重してくださり、その上で強くご指導いただける」そう確信致し、子供をぜひこの須磨学園中学校に託したいと強く心に思いました。
 そして今日、晴れてこのときを迎えることができ、本当にうれしく思っております。
 これからの6年間、子供たちは迷い躓くこともあるかもしれません。
 けれどもそれらをすべて自らの心の糧とし、共に学ぶ友人たちと切磋琢磨しつつ一歩ずつ大地を踏みしめて歩んでいってほしいと心より願います。6年後「なりたい自分になる」という大きな目標に向かって大きく羽ばたいていることを信じ、そのためのあらゆる努力を惜しんではならないという親としての覚悟を新たにして、ご挨拶とさせていただきます。


保護者代表 森田 由紀子