SUMA GAKUEN
学校法人
須磨学園

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J1九州歴史探訪・平和学習

2021年11月22日 [ J1 ] 学校行事

11月19日(金)~22日(月) J1(中1)生らが、歴史探訪・平和学習のため九州を訪問しました。海外との交流拠点として栄えた街並みを巡って歴史に触れるとともに、被爆地で平和の尊さへの理解を深めました。

長崎に到着後、被爆体験をされた方から講話を伺いました。直接お話しいただく当時の状況や苦しみに、生徒らも思いを馳せます。

講話後の原爆資料館では、様々な思いをめぐらせながら展示を見学。目を背けたくなるような資料もありますが、生徒はみな真剣な表情で向き合っていました。

2日目は爆心地での平和セレモニーを開催。1分間の黙祷の後、代表生徒が「二度と悲劇を繰り返さないよう学び、後世に伝えていく」と平和の誓いを述べました。

そして、各クラスからの千羽鶴を捧げました。事前学習で戦争の悲惨さを知り、平和への思いを込めて折ったものです。

セレモニー後は、語り部の方と浦上天主堂、如己堂・永井隆記念館、山里小学校、平和公園を巡りました。

続いては歴史探訪。出島資料館では海外文化の影響色濃い様子を感じ、さらに孔子廟や長崎防空本部を訪問、長崎歴史文化博物館では江戸時代以降の海外交流を学びました。

3日目は、九州を守った重要な地、大宰府政庁跡・展示館へ。当時を想像しながら説明を聞きました。また、午前は長崎を歩き、キリスト教や西洋文化との関わりも学びました。

福岡市博物館では、アジアとの交流が形作ってきた福岡の歴史や民俗を紹介する展示がずらり。特色ある内容に、生徒らもメモを取りながらも夢中な表情です。

4日目はまず吉野ケ里遺跡の暮らしやスケールを体感! 雨の中ですが、復元された建築物立派さや堀の深さに驚きました。

こちらは、平安時代に作られた迎賓館である鴻臚館跡。日本の玄関口としての役割を学びました。