活動レポート

第36回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会

第36回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会が高松市総合体育館で行われました。

2回戦 須磨学園③-0白鷗大足利(栃木:関東1位)

3回戦 須磨学園②-0東北(宮城:東北1位)

4回戦 須磨学園1-②和歌山信愛(和歌山:近畿2位)

結果 第3位

優勝を狙っていましたが、残念ながら3位という結果となりました。

今大会は、各地区上位1・2校しか参加のできない大会であったため、大変レベルの高い全国大会でした。

初戦から関東1位の白鷗大足利高校でしたが、本校大将の前田・中谷ペアが強さを見せ相手校の大将ペアに勝ちいいスタートをきり、次のペアへ繋げました。2番の山本・北村ペアは、団体戦出場は初めてでしたが、攻撃的で多彩なプレーをし④-1で勝利しました。初戦のため3番を行い、丸田・高谷ペアは相手の粘り強いダブル後衛を力強いストロークと前衛のスマッシュなどで押しくずし、④-1で勝利。結果3-0で勝つことができました。

3回戦は、昨年度インドアの大会を連覇している東北高校でした。先輩がいなくなり新たなチームとなっていましたが、いつも通り攻撃的かつ粘りのあるラリーをしてくるチームでした。1対戦目北村・山本ペアはナイスショットを連発して勝利、2番の前田・中谷ペアはもたつきながらも技術・配球・作戦・プレーの引き出しの多さを示す試合をし④-1で勝利し②-0で勝ちとなりました。

準決勝は同じ近畿ブロックの和歌山信愛高校。近畿大会では②-1で勝たせてもらいましたが、伝統と結果・力のある学校です。相手校は3番に日本一になったことのある大将ペアを置いてくるオーダーでした。1番丸田・高谷ペアが常にリードしマッチポイントを握るところまで持っていくことができましたが、最後決めきれずファイナルゲームに追いつかれ5-7で負けとなりました。結果は残念でしたが、とても成長した試合をしました。今まではミスをして委縮してしまったり、勝負所で相手のミス待ちをし相手にやられるということも多くありましたが、この試合は全くそうではなく、挑戦しよう・勝にいこうという気持ちが前面にでたプレーをしました。とても成長したとベンチに座り感じさせられる試合を見せてもらいました。勝が見えただけに悔しさも大きいですが、全国選抜大会へ向けての途中段階、大きく成長したプレーがあったことを一番大切にすべきだと感じました。2番前田・中谷ペアは相手にテニスをさせず、圧巻の試合で勝利、3番勝負に持ち込みました。3番山本・北村ペアはいいプレーはあるものの自分たちの雑なプレーと甘さ、そして相手の粘り強さ・上手さにゲームポイントを取っても取り切れず0-4で負け、チームとして1-②で敗退となりました。日本一になったこともある相手大将の技術・プライド・責任感…様々なものを感じさせられる試合でした。

今大会は生徒が自分たちで意見を出し合いながら作戦会議を行いました。終了後も全体で話を行た際、よかったという話と同時にもっとコート上で勝つための方法・プレーを考えるべきだという厳しい意見も生徒から出ました。今までであれば、全国3位という結果への喜び・チームメイトに対して嫌な思いはさせてはいけないという気遣いから厳しい意見が出ることはありませんでした。しかし、今回は違いました。話を聞きながら、本気で日本一を目指すチームになったと感じました。全国選抜大会まであと1か月ちょっとです。ここで日本一をとることが今年度最後の目標のため、目標が達成できるように今回見えた課題をクリアーしながらさらに成長できるよう練習に励みたいと思います。

応援してくださる沢山の方に喜んでいただける結果を出せるように頑張ります。今後とも応援よろしくお願いいたします。