J1学年 長崎平和・九州歴史探訪
2020年12月15日
コロナ禍の中、11月18日~21日にJ1学年は長崎平和・九州歴史探訪へ行ってきました。
1日目は、新幹線で移動したあと「博多めん街道」で昼食をとりました。
博多名物のとんこつラーメンを美味しくいただくことができました。
その後、太宰府天満宮と吉野ケ里遺跡へ行きました。
太宰府天満宮では、学業成就のご祈祷をしていただきました。
吉野ケ里遺跡では、バスの添乗員の方から案内を聞いた後、班行動をしました。
弥生時代約700年間の移り変わりを知ることができました。
この日の夜は、嬉野温泉にあるホテル華翠苑に宿泊しました。
嬉野温泉は日本三大美肌の湯に指定されています。
2日目は、主に平和学習をしました。
ホテルを後にして、長崎原爆資料館に向かいます。
長崎原爆資料館では、原爆の被害の大きさや平和の大切さを学びました。
その後爆心地公園で平和祈念セレモニーを行いました。
学年部長の尾崎先生より話をしていただきました。
「75年も昔のことと思うかもしれませんが、人類の歴史で考えるとほんの一瞬の期間でした。その一瞬の出来事を心に留めておくためにこの研修旅行で学んだことを忘れてはいけません。今なお世界で被害を与えているコロナウイルスもまた、放射線と同様にどれだけ残っているのか、どこにあるのか目には見えません。しかし、勉強をして学問的にコロナウイルスや放射能が『見える』ようになりました。このように忘れないよう努力すること、学問を究める(勉強する)ことの意味をこの研修で学んでください。」
原爆により犠牲になった方へ黙祷をささげました。
改めて平和とは何かを考えることができました。
午後はまず碑巡りを行いました。
2班で1人のボランティアガイドの方に案内していただき、原爆に関する多くの史跡を見学しました。
次に出島を見学しました。
日本が鎖国時代に唯一貿易をしていた場所でオランダの文化も見ることができました。
その後は、雨が降り始めましたが、大浦天主堂とグラバー園を見学しました。
この日の夜は長崎市の中心部に近い長崎にっしょうかんに宿泊しました。
3日目は、長崎から福岡へ移動して九州北部の歴史を多く学びました。
まずホテルを後にして向かったのは、長崎歴史文化資料館です。
奉行所の役割や昨日行ったばかりの出島について知ることができました。
この後は福岡に戻るためバスに乗って移動しました。
移動中にはNHKのプロフェッショナルを見て、自分の将来についてを考えました。
昼食は金立SAでお弁当を食べました。
次に九州歴史資料館を見学しました。
縁起絵(神社や寺の正当性や由来を文字を読めない人でもわかるようにしたもの)や経塚(お経が書いてある副葬品をいれる壺)などを見ることができました。
最後に見学したのは大宰府政庁跡と観世音寺です。
かつてあった大宰府政庁の大きさに圧倒されるとともにこれだけの規模があるだけ重要な場所であることがよくわかりました。また、観世音寺では1300年前に建てられた当時からある石臼を見ることができました。
この日の夜は、ソフトバンクホークスの本拠地でもあるPayPayドーム横のヒルトン福岡シーホークに宿泊しました。
最終日である4日目は、志賀島にある金印公園へ向かいました。
向かう途中に通った海の中道では、玄界灘と博多湾との波の違いをはっきりと見ることができました。
続いて福岡市博物館を見学しました。
博多の伝統文化を学ぶことができました。また、金印のレプリカも見ることができました。
次に見学したのは、鴻臚館跡です。
平安時代、日本に来た使節団をもてなすためにできた施設で、現在は復元工事中でした。
【】
最後に「博多はねや総本家」へ行き、昼食・お土産購入・明太子漬け込み体験を行いました。
食文化を学ぶことができ、自分だけの明太子をつくることができました。
このあとは、博多駅へ向かい新幹線で新神戸に戻ってきました。
3組は誰も途中離団することなく帰宅できました。
このコロナ禍で150名の大きな団体を受け入れてくださった施設の皆様、本当にありがとうございました。
(写真撮影の際は一時的にマスクを外しています。)
J1-3 広報推進委員