活動レポート

S2学年ヨーロッパ研修旅行~ドイツ・オーストリア~ ~S2-2~

11/22~12/2、S2学年はヨーロッパ研修旅行に行きました。

 

7日目、ドイツに着いて、まずザクセンハウゼン強制収容所に向かいました。ナチス時代、ユダヤ人を迫害するために造られた施設の1つです。
この場所は、ユダヤ人迫害が行われていた当時よりは暖かいものの、気温は7度で風もあり、防寒具を着ていても寒いと感じるほどでした。
入口の門には、「働けば自由になれる」という意味の、”ARBEIT MACHT FRET”と書かれた看板があります。
収容所の中には、銃殺場や人体実験場もあり、ガイドの方のお話を聞いているときには顔が青ざめている人もいて、とても重い空気を感じました。

 

次の日にはツェツェリエンホフ宮殿に行きました。ポツダム会談が開かれた場所として知られています。
内装は思っていたよりも新しく、とてもきれいだと話す生徒も多かったです。
ここでは日本に関係する話も多く、皆真剣にガイドの方のお話を聞いていました。

 

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また私たちはヨーロッパの本物の芸術に触れるというテーマで、ベルリン・ウィーンで2度、オーケストラの演奏を聴きました。特にウィーンでは、音楽の都と呼ばれるだけあり、深みのある音と美しい旋律でひきこまれる音楽を聴くことができました。ウィーンのコンサートの前には、ウィーン中央墓地や楽友協会にも訪れ、現地の人々が音楽にかける思いも感じることができ、これまでの音楽に対する価値観が変わるほど有意義な見学でした。
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S2-2 広報推進委員