活動レポート

茶道部活動報告 ~茶道部門神戸支部交流会~ 

11月21日(土)
K1・K2学年生の5名は、兵庫県高等学校文化連盟茶道部門神戸支部交流会に参加しました。今年の交流会は「和菓子つくり体験」です。
場所は、神戸三宮にある神戸製菓専門学校でおこなわれました。

はじめに、神戸製菓専門学校の講師の先生から、茶道と和菓子について講義をいただきました。本日のテーマは「秋を表現する」です。
紅葉の風景を写した写真から、
①「山全体のもみじ」に着目した場合
②「一枚の葉」に着目した場合
③「文学を背景に和歌の世界観」を抜き出した場合
のお菓子について、それぞれ提案がありました。
写真1 (岩澤先生の講義)

 

次に、実際に①、②、③のお菓子が作られていく様子を見学しました。
講師の先生は、説明しながら手を動かし、次々とお菓子を完成させます。
写真2 (坂元先生の手元をみる)

 

写真3(秋のお菓子5種類)

 

いよいよお菓子つくりの実習です
ラップに包まれているのは、練り切りです。「練り切り」とは、餡に求肥やつくね芋などのつなぎを加え、練り切った生地のことです。とても乾きやすく、くっつきやすいので、清潔な濡れタオルを用意して扱います。
写真4 (主な材料)

 

この日は、午前午後合わせて、神戸市内の高校茶道部が15校参加しました。
みな真剣な顔で包餡(餡を包む作業)に集中しています。
各テーブルには学生スタッフが控えていて、コツを教えてくれます。
写真5 (丸める豊田とテーブル全員)

 

写真6 (丸める豊田)

 

写真7(餡を包む大上)

 

写真8 (森内、石井)

 

いよいよ、成形です。三角へらを用いて花びらをつけます。
仕上げに中央にシベ(におい)をつけて完成です。
写真9 (へらで花びらをつける)

 

写真10 (最後の絞り成田)

 

写真11 (完成)

 

普段、何げなく食べている和菓子は、こんなに手がかけられているのだと、実感した一日でした。