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2019年度高校入学式 高校校長 式辞

 桜咲く本日この佳き日に、学園創立第98回、須磨学園高等学校 入学式を挙行できますことを心より嬉しく思います。

 新入生の皆さん、ようこそ須磨学園高等学校へ、みなさんを心より歓迎いたします。

 保護者の皆様、ご子息・ご息女のご入学、心よりお祝い申し上げます。そしてこのようにたくさんのご出席、本当にありがとうございます。皆様のご理解とご協力、そして熱意が本校の支えとなっております。

 ご来賓の皆様には、ご多忙の中ご臨席を賜り、厚くお礼申し上げます。誠にありがとうございます。これからの3年間、どうぞ生徒たちをあたたかく見守っていただきますよう、お願いいたします。

 あらためまして、新入生のみなさん、入学おめでとう。今日から須磨学園高等学校での生活が始まります。高校生活を始めるにあたって意識してほしいことが1つあります。それは「みなさんは無限の可能性を秘めている」ということです。学校はみなさんの可能性を引き出すために様々な学びの機会を提供します。それらに真剣に、そして謙虚に取り組んでください。一人で取り組むのが大変なら、チームを作りましょう。まわりを見てください。縁あってここに集まった仲間がたくさんいます。互いを認め、切磋琢磨してください。きっと仲間が互いの可能性を引き出してくれるでしょう。
しかし何をするにも失敗はありますが、真剣に取り組んだ後の失敗なら得られるものはとても大きいということを忘れないでください。そして失敗したときこそ一層謙虚になり、もう一度まわりを見てください。そうです。教職員がいます。ぜひ相談してください。きっとみなさんに寄り添い、熱心に導いてくれるでしょう。成功や失敗をたくさんすることで可能性はどんどん広がっていきます。そして新たな発見、とても素晴らしいことです。ぜひこういった経験を3年間でたくさんしてほしいと切に願います。

 最後に、みなさんが今ここにいるのは、みなさんが努力を積み重ねてきたからです。それは間違いない。しかし、それだけではありません。後ろにおられる家族、親戚、中学校や塾の友達・先生など本当に多くの方々がみなさんに関わってくれています。そのことも忘れないでください。

 これからの3年間がみなさんにとって実り多いものとなるよう、心から心から応援をしています。

2019年4月6日 高校校長 土屋 博文