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2019年度高校入学式 K1学年部長 挨拶

 K1学年を代表してご挨拶申し上げます。

 保護者の皆さま、ご子息、ご息女のご入学、誠におめでとうございます。真新しい須磨学園の制服に身を包んだ291名を目の当たりにし、私ども教職員に課せられた責任の重さに身の引き締まる思いです。ご子息、ご息女に寄せる思いを真摯に受け止め、一人一人の大いなる成長を目指して教育活動に取り組んでまいります。今後の学年運営に、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 新入生の皆さん、須磨学園へようこそ。私たちは皆さんのご入学を心より歓迎します。1999年、須磨学園高等学校が、男女共学の進学校として新たにスタートを切って20年。皆さんは共学21期生です。これからどんなドラマが始まるか、楽しみですね。私たち学年団は、21期生の皆さんとどんな3年間を過ごしたいかを考えて、3つのスローガンを決めました。それは、「切磋琢磨」「真剣勝負」「創意工夫」です。
 「切磋琢磨」とは、「学問をし、徳を修めるために、努力に努力を重ねること」そして、「仲間同士互いに励まし合い競い合って向上すること」です。なりたい自分になるための入り口である大学進学を目指し、291名が一団となって、自らの可能性を広げていきましょう。
 そして、何事にも「真剣勝負」、本気でぶつかっていきましょう。勉強はもちろん、部活動も、学校行事も、自分の好きなことも、やると決めたら、やれることはすべて徹底的に、「そこまでやるか」と周りの人に言われるくらい、やってみましょう。そこまでやって初めて、見えてくる世界がきっとあります。もちろん、私たち教員も、皆さんと真剣勝負で向き合っていきます。皆さんも覚悟を決めてください。
 高校生活は、自分の思い描いた通りになることもあれば、いくら努力してもうまくいかずに悔しい思いをすることもあると思います。けれど、大切なのは、努力すること、挑戦することをやめてしまわないことです。挑戦することをやめない限り、それは失敗でも、挫折でもありません。周りの人に相談し、何がうまくいかない原因か見極め、違うやり方を試して、少しでも状況が変われば、必ず解決策が見つかります。「どうせ無理」と、諦めるのは簡単ですが、それは自分で自分の可能性をつぶすようなものです。あきらめずに「創意工夫」を重ねることを大事にしてください。

 新入生の皆さん、「切磋琢磨」「真剣勝負」「創意工夫」この3つの言葉を常に心にとめ、今、ここから、新しい毎日を、一緒に、始めましょう。

2019年4月6日 K1学年部長 小池 なぎさ