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2018年度高校入学式 S2学年部長 挨拶

 中高一貫12期生のみなさん、須磨学園高等学校のご入学おめでとうございます。保護者の皆様、ご子息ご息女のご入学を心よりお祝い申し上げます。

 12期生のみなさん、中学3年間を過ごした同じ場所にある学校へ通いますが、この4月からは高校生になりました。皆さんは知っている通り、高等学校は義務教育ではありません。今日からの学校生活は、過去9年間の義務教育とは違って、すべて皆さんの意志に基づく責任において送らなければなりません。中学生の時と同様に校則に従い、学校が誇り得る生徒にふさわしい人格の形成、知能の向上、体力の錬成にさらに努めてください。

 さて、高校生活では特に頑張ってもらいたいことが2つあります。
 1つ目はもちろん「勉強」です。勉強というものは、誰のためでもなく、未来の自分のためにするものです。一方で、その結果の責任をとることも要求されます。高い目標を持ち続け、「なりたい自分」を目指し、最後までやり遂げてください。
 2つ目は「自立心を高める」です。高校生活でも楽しいことやうれしいことがある一方で、辛いことや苦しいことも待ち受けています。このようなときには友人や先輩、先生に相談して教えを得ることもできます。これは生徒の特権です。社会人になってしまえば、もう誰も親切に教えてはくれません。ですから、自分だけで物事を行う力を養ってください。

  これからの3年間は、将来の方向性が決まり、大人へと大きく成長していく時期です。無駄に過ごすことないように1日1日を大切にしてください。 私たちも皆さんの夢の実現や精神面で大きく成長するために、全面的にバックアップします。

 最後になりましたが、保護者の皆様、ご子息ご息女が3年後の大きな目標を達成できるよう、須磨学園中学校の3年間に引き続き、本校の教育方針をご理解の上、ご支援ご協力を賜りますようお願いいたします。

2018年4月7日 S2学年部長 淺尾 浩史