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2018年度高校入学式 理事長 式辞

 長く厳しい冬を通り抜けて、ちょうど一週間前、校庭の桜は皆さんのご入学を待ちきれずに咲き誇っていました。たとえ、冬が長く厳しくても、毎年、春は確実にやってくるのだと言うことを感じさせてくれる入学式の日がやってきました。

 新入生の皆さん、須磨学園高等学校へのご入学、おめでとうございます。私たちは皆さんのご入学をお待ちしていました。これから3年間、どうぞよろしくお願いします。保護者の皆様、ご子息ご息女のご入学を心より歓迎し、お祝い申し上げます。本校の教育は、保護者の皆様のご理解とご協力なしには成立しえません。これからの3年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、新入生の皆さん、ご入学早々ですが、少しだけ、3年後の話をさせてください。
 3年後の大学入試のことです。3年後、皆さんが大学入試を受ける時には入試のあり方が大きく変わります。従来のような学力だけが問われるのではない入試になります。何が問われるのかというと、皆さんの主体性、多様性、そして協働性、が問われる。そういう入試になると言われています。まだ、全容は見えていませんが、ひとつだけ、確かな事があります。それは、皆さんが高等学校での生活をどのように過ごしたかということが評価される、ということです。
 だから、というと、いささか調子が良すぎる気もしますが、どうか、勉強以外にも情熱を傾ける対象をもち、勉強以外の時間を過ごしていただきたく思います。部活動に、生徒会活動に、ボランティア活動に、国際交流に。何でもいいと思います。やりたいことがあれば、ためらわずに一歩を踏み出してください。先生に相談してください。
 須磨学園は、基本的には「やりたい」ということを「やってみなさい」という学校です。
 皆さんがそれぞれのなりたい自分を求めて、様々なことの挑戦していかれることを期待します。皆さんのこれからの活躍を楽しみにしています。

2018年4月7日 理事長 西 泰子